NZT 近年のトレンドを掴め! 【ニュージーランドT】
春の3歳マイル王者への第一歩
ニュージーランドトロフィーは3着馬までにNHKマイルカップの優先出走権が与えられるレースで、3歳マイル王の座を占う上でも重要な一戦。
ここでは阪神で行われた2011年を除き、中山で施行された前9年のデータから馬券のキーポイントとなる馬を探っていく。
所属別成績
関東馬 〔2.5.5.72〕
関西馬 〔7.4.4.41〕
勝率、連対率、3着内率のどれをとっても関西馬がリードしているが、昨年は関東馬で1~3着を独占したように近年はそこまで極端に西高東低な様相ではない。
厩舎別でみると、関西では近9年で2勝2着1回と好成績の池添兼厩舎、関東では堀厩舎が出走頭数こそ少ないが馬券圏内パーフェクトと好成績をおさめている。
栗東:池添兼厩舎 〔2.1.0.1〕
美浦:堀 厩舎 〔1.0.1.0〕
前走着順別成績
過去9年から馬券に絡んだ馬で、前走二桁着順からの巻き返しは 2018年デルタバローズの3着のみ。前走で大敗した馬は割り引きたい。
前走1着 〔4.4.3.30〕
前走2着 〔1.1.2.7〕
前走3着 〔1.2.0.10〕
前走4着 〔0.0.2.7〕
前走5着 〔1.0.0.6〕
前走6~9着 ※〔2.2.1.18〕
前走10着以下 〔0.0.1.25〕
※前走6~9着で3着以内に好走した5頭全ての共通点は、前走重賞に出走していた。かつ連対した4頭は、全て前走重賞で5番人気以内と上位人気に支持されていた。
これにはタイムトゥヘヴンが該当する。
キャリア別成績
3戦以下 〔4.1.1.11〕
4戦 〔0.2.1.22〕
5戦 〔1.3.1.15〕
6戦 〔2.2.3.24〕
7戦以上 〔2.1.3.41〕
キャリア3戦以下の馬が、最多4勝をマークしておりトップの好成績。さらにこの傾向は近年のトレンドになりつつあり、昨年までに該当馬が3連勝中!
勝ち馬のみならず近3年に絞ると〔3.1.1.0〕とパーフェクト。
これは馬券的にも大きな着眼点となりそうだ。
結論
上記のデータから、直近3年全ての勝ち馬に当てはまる〔キャリア3戦以内馬〕からアヴェラーレ、ワーズワース、サトノブラーヴをピックアップ。その他では前走重賞で6着に敗れたが、5番人気に支持されていたタイムトゥヘヴンの巻き返しにも注意が必要。さらに配当妙味を考えると、当レースで好成績を収めている池添兼厩舎のシティレインボーも穴に警戒したいところだ。
◎アヴェラーレ
○ワーズワース
▲サトノブラーヴ
注タイムトゥヘヴン
△シティレインボー
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