データが指し示す勝ち馬は 2頭に絞られた! 【阪神牝馬S】
信頼できる1番人気馬 馬券圏内は確保できそう
2014年から1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられているが、ここでは距離も1600mとなって、より前哨戦の色合いが濃くなった16年以降の過去5年のデータを元に考察する。
まずは1番人気馬の取捨。【1・1・1・2】という過去5回しかないデータから、そう多くのことを読み取ることはできないが、馬券対象外に消えた2頭はともにGI勝ちの実績があった馬。その実績で、当時の状態など以上に人気になっていたと言えるかもしれない。逆に考えると、GI勝ち馬が不在の今回は、何が1番人気になったとしても、ある程度の信頼はできるとも言える。
次に勝ち馬の条件だが、前走で重賞勝ちを果たしていた馬が3頭、そして残る2頭にはGI連対の実績があった。これで線を引いてみると、今回はイベリス(前走・京都牝馬S勝ち)と、マジックキャッスル(前走・愛知杯勝ち&秋華賞2着)のみが権利持ちとなる。2頭の比較となるが、ダブル権利持ちのマジックキャッスルには、関東馬が【0・0・0・5】というマイナスデータが存在する。一方、イベリスには京都牝馬S勝ちが2戦2勝という頼もしいデータもあるだけに、こちらを上位に取りたい。
2頭に割って入るなら 上がり目の見込めるコノ馬だ
勝ち馬の条件については既に示したが、2・3着馬の前走に目を向けてみると、対象10頭のうち、昨秋のGIが2頭、牡馬混合のマイル重賞が2頭、京都牝馬Sが3頭、3勝クラス(1600万)勝ちが3頭となっている。先に挙げた2つの条件に該当する馬はおらず、後の2つとなるが、京都牝馬S組のギルデッドミラー、ブランノワールと、3勝クラス勝ちのデゼルが浮上する。中でも最も注目したいのがデゼル。前走で3勝クラス(1600万)を勝った馬は【0・2・1・6】という悪くない数字だが、これを年齢的な上がり目の見込める4歳馬に限定すると【0・1・1・2】と好走率も跳ね上がる。
結論
◎イベリス
〇マジックキャッスル
▲デゼル
△ギルデッドミラー
△ブランノワール
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