必殺仕事人 池添謙一に要警戒!?【皐月賞】をデータから紐解く!
【皐月賞】遂に2021年の牡馬クラシックも開幕!
2021年のクラシック本番がスタート!
ここから新緑の東京へ好スタートを切るためにも、春の中山最終週に行われるGⅠ皐月賞を(※東京で開催された2011年を除いた)過去9年のデータから紐解いていく。
まずは過去9年の皐月賞1~3着馬の傾向(3つのポイント)から、頭数を絞ってみたい。
ポイント1
○キャリア2戦以内馬は、〔0.0.0.5〕と不振。
※この中には重賞勝ち馬もおり、今年の該当馬とも一致する。
脱落馬 1頭
グラティアス
ポイント2
○前走5着以下の馬は、〔0.0.0.30〕と巻き返しは困難な傾向。
※前走5着以下からの皐月賞制覇は2002年のノーリーズンまでさかのぼる。
脱落馬 2頭
ステラヴェローチェ、ワールドリバイバル
ポイント3
○過去9年の皐月賞1~3着馬は、27頭全てそれまで重賞で4着以内に好走した実績があった。
実績馬の好走が大半を占めており、重賞4着以内の好走がなくオープン特別勝ちだけで過剰に評価するのは避けたい。
(※過去9年馬券に絡んだ27頭中21頭が重賞ウイナーだった。)
脱落馬 5頭 ※1頭は前項目にも該当。
アドマイヤハダル、シュヴァリエローズ、ディープモンスター、ルーパステソーロ、※ワールドリバイバル
残る馬は9頭。ここからは、前走成績に着目して狙いを絞っていきたい。
・前走着順別成績
前走1着馬 〔7.6.5.45〕
2着馬 〔2.1.2.25〕
3着馬 〔0.0.2.18〕
4着馬 〔0.2.0.12〕
○勝ち馬に関しては、全て前走連対馬から出ている。
・前走レース別成績
弥生賞 組 〔0.4.2.31〕
スプリングS組 〔2.1.3.29〕
共同通信杯 組 〔4.0.1.8〕
きさらぎ賞 組 〔0.0.1.4〕 ※今年は中京で施行。
朝日杯FS 組 〔0.1.0.0〕
ホープフルS組 〔2.0.0.1〕 ※近2年連勝中だが、今年は該当馬なし。
○前走 弥生賞組が〔0.4.2.31〕と勝ち切れていないのも近年の傾向。
これは本番でペースが極端に速くなることもあり、緩んだペースのトライアルとは求められる能力が異なってくるのも要因の一つだろう。
ステップレースでは、共同通信杯、スプリングS組が優勢か。
結論
前走弥生賞組が、勝ち切れていないのは気がかり。ダノンザキッド、タイトルホルダーは本番の速い流れにどこまで対応できるかがカギとなりそうで、押えの評価にとどめておきたい。そして、前走きさらぎ賞からの直行組も、〔0.0.1.4〕と一息で、ラーゴム、ヨーホーレイクは少々割引きが必要か。前走3着に負けたものの2歳GⅠで1番人気に支持されていたレッドベルオーブはマイル戦のみの経験しかなく、2000mへの対応がキーポイントとなりそう。
中心には、ヴィクティファルス、エフフォーリアを取り上げる。ともに当レースの勝ち馬を近年多数輩出している共同通信杯、スプリングSを勝っての臨戦。素直に軸に信頼できる。穴で面白そうなのが追加登録料を払って参戦するアサマノイタズラ。嶋田純次騎手も念願のGⅠ初騎乗。普段から跨る最愛のパートナーと本番でアッと言わせるシーンを期待したい。
推奨馬
ヴィクティファルス
エフフォーリア
アサマノイタズラ
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