配当妙味たっぷりの穴馬が浮上! カペラS&チャレンジCをデータで徹底解析

重賞データ攻略
カペラSチャレンジカップ

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チャレンジC

 2011年まで秋の阪神開催で行われていたが、2012年からは12月の阪神へ移動、距離も内回り2000mから外回り1800mへ変更。以前からの傾向でもあるのだが、準OPを勝って間もない馬の好走が目立つレースでもある。

2012年 2着 アドマイヤタイシ 2走前・準OP1着
2013年 1着 アルキメデス 前走・準OP1着
2013年 2着 カワキタフウジン 3走前・準OP1着
2014年 2着同着 デウスウルト 前走・準OP1着
2014年 2着同着 フルーキー 前走・準OP1着

 今年のメンバーでは以下の4頭がこのパターン。

ケイティープライド 3走前・ TVh賞1着
シベリアンスパーブ 前走・秋風S1着
タガノエトワール 2走前・清水S1着
ダンツキャンサー 前走・醍醐S1着

 さて、3年前に時期と条件が変わったのは冒頭でも触れたが、もうひとつ、別定戦からハンデ戦に変わったのも大きい。この3年間の斤量別成績は以下の通り。

52キロ以下〔0.0.0.2〕
54キロ〔1.2.0.12〕
55キロ〔2.2.2.7〕
56キロ以上〔0.0.0.17〕

 馬券に絡んだのは54キロ~55キロに限られているが、牝馬のショウリュウムーンが54キロで1着、ハナズゴールが55キロで3着だから、気にしすぎるほどではないか。

 また、この条件に替わってからは一 気に差し・追い込み馬が優勢な結果に。過去3年の1~3着馬の4角平均通過順は9.5番手。昨年のエイシンヒカリ(1番人気9着)はややオーバーペースだったが、このクラスのこの条件ともなれば、よほど展開が向かないと先行勢には厳しいのだろう。

 1~3着馬の前走も鍵で、全馬が前走の4角位置よりも着順を上げていた点に注意したい。

 コース相性も重要で、過去3年の1~3着馬9頭中6頭に「阪神外回り1600m~1800mで1着」があった。例外の3頭は対象の条件が未経験、1走のみだが重賞3着、2戦して3着・5着という馬達。

 これらのポイントを元に、まずは前述の直近で準OP勝ちの4頭について検討する。シベリアンスパーブは前走の勝ち方や斤量などはOKだが、阪神外回り1600m~1800mの実績がない。同じくダンツキャンサーもそう。なのでこの2頭は買いづらい。

 ケイティープライドタガノエトワールの2頭は53キロだが、軽い分には問題なし。このレースの傾向よりも普段の位置取りは前目だが、控える競馬で結果を出しているだけに心配はいらないか。

 その他の馬についても同様に考えると、人気所ではヒストリカルワールドエース。斤量は重いが、前走で差して好走、阪神外回りの実績もあるだけに押さえは必要だろう。穴っぽい所だとアクションスター。前走は8着でも上がり3F最速で0.5秒差まで迫ってきた。2走前は負けているが、この条件で2勝と得意な舞台だ。

結論


ケイティープライド
タガノエトワール

相手
ヒストリカル
ワールドエース
アクションスター

ワールドエース

このレースがラストランになる公算が高いワールドエースも押さえておきたい一頭(撮影:日刊ゲンダイ)

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