2歳馬チェックチームが阪神JF予想に挑戦! 誰よりも2歳戦を見てきたプロの◎は…
【優馬2歳馬チェック】
2歳GI限定の特別企画! 6月から勝ち上がり馬すべてに★評価をつけてきた優馬2歳馬チェックチームが、阪神JF予想に挑戦します。混戦模様の2歳女王決定戦、チェックチームの決断は…。
牡馬強豪を破った素質に◎
◎アドマイヤリード
○ペルソナリテ
▲ウインミレーユ
△メジャーエンブレム
△アットザシーサイド
△クードラパン
メンバー中で唯一、★6つを獲得しているアドマイヤリードが◎。前走・白菊賞のメンバーが強力で、この馬以外にも2歳馬チェックで★6つを獲得していた馬が3頭もいたレース。1400mのフェアリーSこそ敗れたが、注目牡馬のシルバーステートに勝った新馬戦も含めて考えると、マイル戦でこのメンバーに入れば上位争いになるだろう。
○はペルソナリテ。3ヵ月以上の休み明けになるが、新馬戦とそこから2ヵ月あいたダリア賞を勝っている。2歳馬チェックの「馬券の狙い目」の項でも書いたが、久々でこそ狙っていきたいタイプ。一昨年の勝ち馬レッドリヴェールと同様に、母方にノーザンダンサーのクロスを抱えるステイゴールド産駒というのも心強い。
▲にはこれまたステイゴールド産駒のウインミレーユを。半兄に春の天皇賞馬ビートブラックがいて、レインボウクエスト~ブライアンズタイム~ステイゴールドと重ねられてきた血統から、距離はマイルかそれ以上が良い。
おそらく1番人気であろうメジャーエンブレムは△まで。レースを経験する毎に制御しづらくなってきているのが気になる。母や兄が2000m前後で活躍している点とのアンバランスさが不安要素なのだ。ただ、初戦のレベルは高く、★5つの評価から消しとまでは言えない。
△アットザシーサイドは1400mで2戦2勝だが、母はこのレースで3着の実績馬。血統面やレースぶりからマイル戦でも末脚は鈍らないだろう。もう1頭の△はクードラパン。兄のグランシルク同様、難しい面はあるが、能力面ではここでも通用する。
最後に、2歳馬チェックで高い評価をしながらも今回は消しとした馬について解説しておきたい。ともに★5つだったブランボヌールとメジェルダだが、やはり1200m、せめて1400mまでというのが勝ち上がり当時の評価。特にブランボヌールは久々とはいえ距離延長のファンタジーSで敗れている以上、強気にはなれない。
そのファンタジーSを制したキャンディバローズは自身を含め、兄姉も洋芝巧者。レコードの未勝利勝ちは評価できるものの、この舞台への適性となると疑問符が付く。
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