最重要ポイントは前走の格? 祭りの後に勝負できる馬は 【目黒記念・データ分析】
危険極まりない前走〇〇組
まずは過去10年の結果から、前走のレースの格ごとに成績をまとめてみた。
GIレース 【1・1・3・23】… 連対率 7.1%
GIIレース 【0・2・2・31】… 連対率 5.7%
GIIIレース 【3・0・2・12】… 連対率 17.6%
オープン特別(Lを含む) 【4・5・3・52】… 連対率 14.1%
このデータから推測できることを考えてみよう。まず前走GI組は、最も多い例が春の天皇賞であるが、やはりそこを目標としてきた馬が多く、状態面での大きな上積みがないケースが多いと思われる。また、前走GII組も、主に日経賞や阪神大賞典であるが、そこで好走できていれば春の天皇賞に出走していたはずであり、たとえ実績上位馬でも数字が示す通り、疑ってかかるべきだろう。
一方、連対率でそれらを大きく上回るGIII組やオープン特別組は、今後のステップアップの舞台としてここを目標としてきた馬が多く、そのあたりが数字の差となって表れていのではないだろうか。
ただ、オープン特別組に関しては、そこである程度の好走をしてきたことが条件となり、4勝全ての馬に当てはまる勝利もしくは勝ち馬からコンマ2秒差以内で線を引きたい。
あと、上記のまとめには入れなかったが、過去2勝を含む4連対の“前走3勝クラス(旧1600万)勝ち馬”もまた、注目したいところだ。
最後の決め手は東京での実績
当然、ここは前走GI・GII組をカットしての決め打ちをしてみたいが、ハンデも一応考えておかねばならない、まず、最近9年で連対例のない53キロ以下の馬をカット。そしてトップハンデ馬については、2017年の勝ち馬フェイムゲームが唯一の連対例となっているが、同馬はそれまで重賞4勝やGI2着の圧倒的な実績を誇っていた馬であり、そこまでの実績がない今年のトップハンデ馬ムイトオブリガードもカット対象とする。
以上の絞り込みで残った馬の中から、軸候補として取り上げたい最後の関門は、東京コースの実績だ。5戦4勝と断然の数字を残すグロンディオーズと、3勝ながら近年の活躍が目覚ましいメトロポリタンS組のゴールドギアは、甲乙付け難いと判断した。
結論
軸馬…グロンディオーズ
ゴールドギア
相手…アドマイヤポラリス
サンアップルトン
ディアマンミノル
ヒートオンビート
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宮崎(競友)
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払戻金 40万3700円
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チャンピオンズC(GI)
払戻金 54万1500円
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