ペルーサが出走できない!? 有馬記念のファン投票、本当に意味はあるか
有馬記念と年度代表馬のゆくえ
毎年、有馬記念の時期になると話題に挙がるのが「年度代表馬」の話。今年はなかなかに物議を醸しそうな雰囲気が漂っている。モーリスは今年6戦6勝。1000万~1600万~GIIIと連勝し、その後も安田記念~マイルCS~香港マイルも制覇。海外での勝利に加えて、なにより「無敗」というポイントは高い。一方、ラブリーデイは有馬記念までの今年の成績は9戦6勝3着1回。GI勝ちは宝塚記念と天皇賞(秋)の2つ。
有馬記念の結果次第というのは当たり前の話だが、例えラブリーデイが有馬で負けたとしても、年度代表馬の資格は十分にある。昨年のジェンティルドンナにしても、ドバイシーマクラシックと有馬記念を制していたが、年間6戦2勝の成績。2008年のウオッカは安田記念と天皇賞(秋)を勝ち、JC3着で年間7戦2勝の成績だった。
ただ、今年はモーリスの活躍があったので、どちらに転んでも難しいことになりそう。年度代表馬を含め、JRA賞の選考は新聞・放送など、競馬に関わっている者による記者投票である。以前から指摘されていることではあるが、その選考についてもファン投票の余地を作るべきだろう。選考の結果も大事だが、誰もが納得する選考の過程を踏むこともまた大事。
オリンピックで揺れる新国立競技場やエンブレムの問題を見ていると、こういった選考はより広く門戸を開き、クリアなものにしていくべきだと改めて実感させられた次第である。
前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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