【有馬記念】ドウデュースに替わって軸馬に推したい「厳選」2頭とは

重賞データ攻略
有馬記念

~有馬記念・過去10年の傾向分析~

 ファン投票1位に輝いたドウデュースが直前で出走を取消し。天皇賞(秋)とジャパンカップを激走した反動が少なからずあったのかもしれないが…。
 そこで過去10年の前走レース別成績に注目すると、勝利数では天皇賞(秋)組とジャパンC組がともに3勝ずつでトップタイ。ただし、勝率では前者が18%なのに対して、後者が6%と大きな差がついている。ここではより出走間隔に余裕のある天皇賞(秋)組が有利と言えそうだ。
 その天皇賞組は〔3.2.1.11〕となるが、なかでもそこで5番人気以内、同年内にG1で複数回の3着以内実績があった馬に限れば〔3.0.1.1〕複勝率80%。狙いはベラジオオペラ

◇主な前走レース別成績
・ジャパンC〔3.3.4.41〕勝率6%
・天皇賞(秋)〔3.2.1.11〕18%
・菊花賞〔2.2.2.9〕13%
・エリザベス女王杯〔0.2.1.23〕0%
・海外競馬〔1.1.2.8〕8%

状態面は前走以上のベラジオオペラ(奥)

状態面は前走以上のベラジオオペラ(奥)

 続いて勝利数3位、天皇賞組よりもさらに出走間隔に余裕のある菊花賞組に注目。この組は〔2.2.2.9〕となるが、そこで1着か負けても0.4秒差以内だった馬は〔2.1.2.4〕。さらに、キャリアが6~7戦、鞍上が継続騎乗となる馬に限れば〔2.0.1.0〕と好勝負必至。これら条件をアーバンシックがクリアする。

馬名通りに洗練されてきたアーバンシック

馬名通りに洗練されてきたアーバンシック(左)