【想定班レポート】新進気鋭の調教師へ一問一答

明日のＧIへ　神風に乗って

　ベスト舞台での変り身が気になり、中山土曜１２レースへ出走するデルマカミカゼについて畑端調教師へ聞いてみた。

Ｑ・前走について…

Ａ・「やはり距離が長かったですね。除外で延びたりしましたがホントに状態は良かったので、走れば選択肢が広がると思い期待をしていたんですが…」

Ｑ・では、今回は…

Ａ・「脚元に不安があるので頑張ると球節が少し腫れてしまうんです。なので、レース後は一旦放牧でリセットしてまた次へ進みます。走った後のケアとリセットが今のところうまくいってるんでしょうね。今回も良い状態でレースへ送り出すことができます」

　デキの良さを生かせる舞台でカミカゼが吹くかも…

その名の通りに神風を吹かせるか（写真は１月16日の１勝クラス勝ち時）

応援したくなる　明るく元気な笑顔

Ｑ・開業して半年が経ちましたが…

Ａ・「北と栗東に分かれる夏の調整も、忙しい中で騎手が手伝ってくれましたし、思ったよりもスムーズにいきましたね。厩舎の雰囲気は相変わらず良いですし、調教の強弱・負荷のかけ方などそれぞれの馬にあわせながら、今まで通りの積み重ねをこれからも丁寧にやっていければと思っています」

　最初は不安もあった様だが、順調な日々を過ごせていることに感謝を忘れない師。明るく元気な笑顔は何ら変わっていないようだ。（栗東想定班・菅幸治）