誰もが納得の強さ ドゥラメンテ&デムーロがまずは一冠

佐藤直文 レース回顧

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マッチレースを演出した ブリンカー効果 【アンタレスS】

 何が何でもハナへ、という馬が不在だったこともあり、アジアエクスプレスの逃げはある程度想定されていた形で、そこに前々で運びたいクリノスターオーがピッタリとマークする展開。結果的に直線では2頭のマッチレースとなったわけだが、タイトな流れでレースの上がりが37秒4では、後方待機組には厳しかった。

 勝ったクリノスターオーは、大型馬の休み明けもあって人気を落としていたが、昨秋のシリウスSもそうだったように、番手をスムーズに運んでフルに力を発揮したもの。今回から着用したブリンカーの効果もあったと言える。

 2着アジアエクスプレスも、浅めのブリンカーが効いて最後まで集中力を切らせずに走ったもの。逃げて、この時計で走って負けたのなら、これは相手が悪かったと言うべきだ。

 昨年の勝ち馬ナムラビクターは、前が止まらない中で、よくここまで追い上げたと言える3着。今後に繋がる内容であった。

晴れの舞台が生んだハイペース 【中山グランドジャンプ】

 年に2回しかないジャンプのGI。障害騎手にとっての晴れ舞台であり、スタート直後から手綱をしごいて自分の形に持ち込もうとする騎手が多かったのも、そういう意気込みの表れだったように思える。ただ、その結果として、激しい先行争いでのハイペースとなり、タスキでも隊列になっての飛越。例年以上にタフさが要求される競馬となった。

 そういう流れが生んだレコード決着だったが、勝ったアップトゥデイトは、掛け値なしに強かった。これが初の大障害コースだったこともあり、人気的にも盲点であったが、まだ5歳という若さであり、今後のハードル界の核となりそうだ。

 2着ソンブレロ、3着サンレイデュークは、ともに自分の競馬に徹したことでの好走と言えるが、着差が示すとおり、勝ち馬との差は歴然としていた。

 5着アポロマーべリックは、レース序盤の先行争いが響いたと言えるが、本来の行きっぷりになかったことも確かだった。

 1番人気レッドキングダムは、ラストから3つ目の障害を飛んだあたりから跛行が見られた。中2週でのキツい流れも応えたと言えるが、大事に至らなければいいのだが…。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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