ニュージーランドＴの伏兵２頭 「無視できない」陣営の声と“驚異的”なジョッキー

ニュージーランドT：とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル　久光ＴＭ

サーマルウインド

「ＮＨＫマイルＣを見据えたローテだが、まだ心身共に幼い故か、桜ではなくリスクの少ない関東圏でのこちらを選択してきたよう。“馬格の割にトモに甘さがあって急かすと良くないが、前走は鞍上がうまく一瞬の爆発力を引き出してくれた。時計も悪くなかったし、同舞台で走れるのはもちろん、頭数が落ち着いたのもレースがしやすい良い要素。まだ成長途上だが、歩様が安定してデキはすごくいいので、現時点でどれだけやれるか楽しみにしている”と陣営。あくまで挑戦者のスタイルだが、マイナス要素はほとんど聞かれず、取材の感触は勝負気配がプンプン漂う」

“敢えて”ニュージーランドＴを使ってきた牝馬のサーマルウインド

二代目・穴の料理人　編集・大木（競友）

デルマグレムリン

「３走前のシンザン記念は、４角で外にふくれるロスや直線で手前を何度も替えたりと決してスムーズな競馬ではなかった中、マテンロウオリオンとコンマ３秒差なら大きな力差は感じない。叩き良化タイプらしく間隔があいた前走は度外視できる一戦で、ここは巻き返しの可能性十分。今回コンビを組むＭデムーロ騎手は、先週のダービー卿ＣＴでも１２番人気のフォルコメンを２着にエスコートしたように、直近１年の中山マイル重賞で〔３・２・０・０〕、連対率１００％と驚異的な数字を残している。その５頭のうち１・２人気に支持された馬は１頭もいなかった事を考えれば馬券的にはかなり妙味があり、実に単勝回収率は４００％、複勝回収率は３５０％超え。中山マイルの平場・特別戦を含めた直近１年の成績でも単勝・複勝回収率はともに１５０％超えと、トリッキーな中山マイルにミルコを乗せたら馬券的には妙味しかない」