すべて“絶好”ジオグリフ 武豊ドウデュース「決め打ち」3着で開けた視界
群雄割拠の大混戦で 追い風が吹いたジオグリフ
芝は午前中の稍重から午後になって良馬場へと回復したものの、急速に馬場が乾いて内から回復するパターンではなく、内が緩めのままで直線でのヴィクトリーロードは馬場の中ほどから外という状態。有力馬のジョッキーたちのポジション取りからも、その意識が十分に感じ取れたが、やはり枠順の差は大きかったと言える結果となった。
ジオグリフは、スタートを決めて好位の外目という絶好のポジション。少し力んでいた2着馬を巧く利用してその直後に収まり、仕掛けのタイミングも完璧だったと言える。パドックでも絶好の気配だったように、状態面でも申し分なかったが、少し時計のかかる馬場もまた追い風となったはずであり、枠順も含めて全ての面が噛み合っての勝利だった。
2着イクイノックスは、パドックから力みが見られていたが、大外枠からポジションを取りに行かざるを得ず、折り合いを欠いてしまったのと、やはり5ヶ月ぶりだった分、最後に苦しくなって内へモタれてしまったもの。ただ、この競馬で2着なら現時点でのダービー最有力候補であることに疑いの余地はない。
3着ドウデュースは、テンから控える決め打ちの競馬で、直線では他馬と一線を画す伸び脚。もう少しペースが流れていれば前を捉えることもできた可能性はあるが、こういう落ち着いた競馬ができるのであれば、距離への不安もないはずで、2400mまでなら十分にこなせるだろう。
4着ダノンベルーガは、位置取り自体は理想的だったが、流れが落ち着いたことで外へ持ち出せる機会がなく、直線でも内の進路を選択するしかなかった。それでいてこの着順と着差なら、けっして能力の差はないことを示したと言えよう。
5着アスクビクターモアは、馬場の緩い内を開けてのマイペースの逃げは、結果的には後続も楽ができたことで決め手に屈してしまったが、逃げたこと自体はこの枠では最善策だったかもしれない。
キラーアビリティは、立ち遅れ気味のスタートで枠なりに内からポジションを上げるしかなかったが、勝負どころから外へ出せるほど手応えに余裕がなかったあたり、状態面も伴っていなかったか。
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