フローラSの軍資金稼ぎにオススメ「遅れてきた大物」の正体とは?!
先週で春の中山開催が幕を閉じ、牡馬クラシック第一弾である皐月賞を終えたが、そのオッズが示すようにこの世代は確たる中心馬が不在。まだまだ混戦ムードといった中でダービーを迎えることになりそうだ。そんな中、王道ではない別路線からの新星を紹介したい。
土曜東京9R新緑賞に出走するシャーマンズケイブ(美浦:尾関厩舎)は、まさに“遅れてきた大物”という表現がピッタリの1頭。正直、ここを勝っても賞金面やローテーションの面でダービーへ、とはならないかもしれないが、その先も見据えて注目に値する馬であるのは間違いない。同馬は昨年の夏に函館でデビュー。5頭立ての新馬戦で1番人気に支持されたが、レースでは勝負所で早々に手応えが怪しくなり、まさかの殿負けという結果に終わった。後日、ノドに弱点があることが判明。立て直して秋に再入厩となったが、予定していたレースの直前に鼻出血で再度放牧へ、と全くいい所がない2歳時だった。
追い風が吹いてきたのは今年に入っての復帰戦から。その前走の勝ちっぷりには管理する尾関調教師は「びっくりする位の快勝だった。元々素質が高いのはわかっていたが、しっかりポテンシャルを発揮してくれたということだろう」と高く評価。レース映像を観れば話は早いが、他馬とは次元の違うレースぶりで今後の活躍が大いに楽しみになってきたと言える。
今週のレースに関しては「これまではノドや鼻出血があったが、ここへ来て心身共に成長。不安材料が解消しつつある。緩かった体が少しは締まってきたし、力を発揮できる感じになってきた。今回も引き続き舌を縛るが、ノドは全く気にならない」と、ここへ来てグンと馬が良くなっていることをアピール。勝つということだけではなく、どんな勝ち方をするかに注目したい。(美浦TM:坂倉和智)
キーンランドC「114万」京成杯AH「21万」的中!
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