メイケイエールから入るのが「まだコワイ」なら…　買うべきは“お手頃”人気の２頭

京王杯スプリングカップ：とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル　久光ＴＭ

ギルデッドミラー

「残念ながら雨は避けられそうにない土曜日。雨量にもよるが、馬場の悪化は確実の状況だけに、道悪実績はあるに越したことはない。狙ってみたのはギルデッドミラー。新馬勝ちを含め、これまで稍重以上の馬場では１・５・２・２・３着の好成績。父オルフェーヴルという血統からも想像範囲内かもしれないが、自身の気性の難しさを思うと、この安定感は適性以外の何物でもないだろう。東京はNHKマイルカップでも３着した思い出の舞台。強力な鞍上を得た今回は変身の材料が揃った感を受ける」

道悪得意のギルデッドミラーはぜひ印を回しておきたい１頭

二代目・穴の料理人　編集・大木（競友）

タイムトゥヘヴン

「一昨年のこのレースでは、ロードカナロア産駒が１～３着を独占し、昨年も同産駒のカイザーミノルが３着と血統的にも相性のいいレース。好走する産駒には特徴があり、前走重賞に出走した牡馬であれば【１・１・２・０】と複勝率１００％。今年このデータに合致するのが、ロードカナロア産駒で母に桜花賞馬キストゥヘヴンを持つ良血馬タイムトゥヘヴンだ。前走ほどの配当妙味はないにしろ、まだフロック視され、人気も手頃なはず。差し、追い込み馬の台頭が目立ってきた今の東京なら、たとえＢコース替りでも傾向の大きな変化はなさそうで、引き続き決め手が生きるシーンは十分あるとみた。そして、母も２着に好走したレースでもあり、ここは“血統のドラマ”に賭けてみたい！」