【ファンタジーＳ】わかりやすく“買い”の穴馬２頭 「距離短縮」は魔法の合いことば

ファンタジーS：とっておき穴馬

二代目・穴の料理人　編集・大木（競友）

レッドヒルシューズ

「ファンタジーＳは、過去１０年の傾向をみても距離短縮組が〔５・５・３・１５〕と連対馬の半数を占めている。阪神に舞台が替わってからの直近２年も、馬券に絡んだ６頭中３頭が前走から距離短縮した馬でこの傾向に大きな変化はない。今年の注目馬はマイルの新馬からの臨戦となるレッドヒルシューズ。この中間も格上の年長馬を中心に併せ馬を５本消化し、ほぼ全てで先着と攻め気配は抜群。すこぶる状態は良さそうだ。デビュー戦では鞍上が抑えるのに苦労するほど道中の行きっぷりが良く、１４００ｍの流れに替わるのは却って好材料。無理に我慢させることなくスムーズに流れに乗れれば、力の抜けた存在のいないここなら一発があって驚けない！」

この人気なら喜んで買いだ！　加茂ＴＭ

サラサハウプリティ

「デビュー戦が内をついての差し切り勝ち。そして２戦目の前走が出遅れながらもスッと好位に取り付き、しっかりと脚を伸ばしての２着確保だったが、何より立ち回りの上手さと勝負根性は大きなセールスポイントだ。レースセンスに長けているだけにコース替わりも問題はなく、距離もむしろ今回の１４００ｍが合っていると言えそう。重賞勝ち馬や好走馬が揃ったとはいえ、そこまでのハイレベルとは思えないだけに、牝馬同士であれば食い込みがあっても不思議はない」

阪神千四ならセンスの高さも生かせそうなサラサハウプリティ(左)