「加速ラップで楽に突き抜けた！」ＧＩ馬の弟ジェイパームスの評価は？ 11月５-６日の★評価一覧【２歳馬チェック】

2022年11月8日(火)16:45 優馬2歳馬チェックチーム

優馬2歳馬チェック

先週の新馬・未勝利勝ち（６点以上）

11/６ (日) 阪神３R ２歳未勝利芝2000m
フリームファクシ　牡　馬体重：504kg
★★★★★★★　７点
騎手：川田将雅　　厩舎：(栗東)須貝尚介
生産：ノーザンファーム
馬主：金子真人ホールディングス
父：ルーラーシップ
母：ライツェント（スペシャルウィーク）
フリームファクシの詳細記事

11/５ (土) 東京６R ２歳新馬芝2000m
ジェイパームス　牡　馬体重：490kg
★★★★★★★　７点
騎手：Ｃ.ルメール　　厩舎：(美浦)堀宣行
生産：ノーザンファーム
馬主：エムズレーシング
父：ジャスタウェイ
母：キラーグレイシス（コンガリー）

　好スタートからハナを切れるくらいのスピードセンスをみせたが、抑えて逃げた馬を２番手からマークする形に。終始、折り合いもピタリと付き手応え良く直線を向くと、追い出しをジックリと待ってステッキ２発で一気にスパート。楽に抜け出し、後続に３馬身差をつける完勝劇をみせた。ほぼ同馬が刻んだレースの上がりも〔11.4－11.3－11.1〕という11秒台前半で推移する加速ラップで、非常に優秀。瞬発力やレースセンスをみてもケチのつけようがなく、将来的にも見逃すことのできない好素材。半兄に昨年のホープフルＳ優勝馬キラーアビリティがいる良血で、血統的にも今後の活躍が楽しみだ。

２番手から楽々と突き抜けた良血馬ジェイパームス

11/５ (土) 東京４R ２歳未勝利芝1800m
シュタールヴィント　牡　馬体重：444kg
★★★★★★　６点
騎手：坂井瑠星　　厩舎：(栗東)矢作芳人
生産：社台ファーム
馬主：社台レースホース
父：ロードカナロア
母：マルセリーナ（ディープインパクト）

　デビュー前の稽古からそこまでキレる印象はなく、長くいい脚を持続できるタイプで、新馬戦は発馬から後手を踏んだことが仇となった。２戦目はキッチリとスタートを決め、先行すると２番手から早目先頭に立ち、長くいい脚を使い３馬身差の快勝。母は桜花賞馬マルセリーナという良血馬で、早い時期から活躍を大いに期待できそうだ。

桜花賞馬の仔シュタールヴィントが２戦目で初勝利

11/５ (土) 阪神４R ２歳未勝利芝1800m
トーホウガレオン　牡　馬体重：496kg
★★★★★　５点
新馬戦から３戦連続２着と惜敗が続いていたが、４戦目でようやく勝ち上がった。強敵相手に揉まれた経験は、上のクラスに行っても生きてきそう。レースセンスも良く、今後も侮れない存在。

11/６ (日) 東京２R ２歳未勝利牝芝1600m
エバーハピネス　牝　馬体重：466kg
★★★★★　５点
牝馬限定戦で今回も粒揃いのメンバー。直線はなかなか進路が開かず、追い出しを待たされるロスこそあったが、抜け出すと一気の瞬発力で前を捕らえ切った。これまでの対戦比較からも昇級でも注意が必要。

11/６ (日) 東京５R ２歳新馬芝1800m
レッドロスタム　牡　馬体重：506kg
★★★★★　５点
初戦駆けする血統で、ハナを切るとメンバー最速の上がり33秒６でまとめる好内容で勝利。まだ余裕残しの馬体ながら勝ち切ったように、伸びしろは十分ありそう。

11/６ (日) 阪神５R ２歳新馬芝2000m
ノーブルクライ　牡　馬体重：484kg
★★★★★　５点
他馬よりコンマ６秒以上も速い上がりを繰り出し、後続に４馬身差をつける完勝劇。同厩舎の兄姉馬２頭は共に３勝を挙げる活躍をみせており、先々まで楽しめそうな好素材。

11/６ (日) 阪神６R ２歳新馬牝芝1600m
バースクライ　牝　馬体重：478kg
★★★★★　５点
大外を手応え十分に回り、直線に向いてもギリギリまで追い出しを我慢。満を持してゴーサインが出されると、一瞬のキレ味で一気に前をのみ込んだ。持続力よりも瞬発力に長けており、直線の短いコースで一瞬のキレを生かす形がベスト。