【エリザベス女王杯】３歳馬は過信禁物！？「複勝率80％超えの好走条件を満たす古馬に注目！」

～過去10年のエリザベス女王杯の傾向分析～

今年も強力３歳馬ＶＳ古馬勢の構図。似たような形となった先日の天皇賞（秋）では３歳馬に軍配が挙がったが、果たして？

◇秋華賞組の取捨は？
　同年の秋華賞からの臨戦馬は〔２.３.１.22〕となるが、その連対馬については〔１.２.０.７〕と案外な成績。さらにオークスの勝ち馬を除くと〔０.１.０.７〕となる。昨年もオークス２着の秋華賞馬アカイトリノムスメが７着に敗れている。世代の頂点を争った激戦の後の中３週、加えて古馬の一線級とも初対戦、条件的に厳しいのは確か。ここで３歳馬に過信は禁物か。

◇年齢別成績
・３歳　　〔２.４.２.27〕
・４歳　　〔６.３.７.50〕
・５歳　　〔２.２.１.48〕
・６歳　　〔０.１.０.14〕
・７歳以上〔０.０.０.４〕

　なかでも注目したいのが、過去10年で最多６勝を挙げる４歳馬。特に前走でＧ２に出走していた関西馬に限れば【５.４.２.16】と好走率は高くなる。さらに【そこで0.3秒差以内、芝2000ｍ以上で勝ち鞍がある馬】に限れば〔１.１.３.１〕で複勝率は83％をマークする。該当馬はアンドヴァラナウト（栗東：池添学厩舎）・ジェラルディーナ（栗東：斉藤崇厩舎）の２頭。（優馬データ班）

世界的名手を背にアンドヴァラナウトが逆襲に燃える