【京成杯】9頭立てでも「穴馬」はいる キャリア4戦目が“丁度いい”1頭

とっておき〇〇馬
京成杯

京成杯:とっておき穴馬

優馬の総監督 佐藤直TM

サヴォーナ

「デビュー戦ではセブンマジシャンにコンマ8秒差5着、2戦目もオメガリッチマンにコンマ4秒差3着と、今回出走している馬に完敗を喫しているが、当時はまだ幼さの残るレースぶり。実際に体を持て余し気味の走りだったもので、成長の余地を感じていた。3戦目の前走では折り合い面でも進境を見せて未勝利を勝ち上がったが、まだまだ十分な上積みが見込めるはずだ。この京成杯では、過去10年でキャリア3戦の馬が5勝、2着5回と、連対馬の半数を占めており、もちろんキャリア別の連対率でも断然トップの数字。この時期の若駒にとって、4戦目あたりが本領発揮の場と見ることもできるデータも追い風となるだろう」

サヴォーナ

福島で未勝利を勝ってきた“地味な存在”サヴォーナだが…

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。