【フェブラリーS】レモンポップ「複勝率100%」の鉄板データに該当! 軸は堅い!?
~過去10年のフェブラリーSの傾向分析~
過去10年においては、単勝オッズ272.1倍の大波乱を巻き起こした最低人気コパノリッキーの優勝は印象深いレースだが、ほかをみれば1~4番人気が9勝と、人気サイドの勝利が目立つ傾向。1番人気馬が馬券圏外に敗れたケースは(2013年カレンブラックヒル15着、2022年レッドルゼル6着)のみ。今年は混戦模様ではあるが、人気馬は軸として信頼できそうだ。加えて、牝馬は〔0.0.1.10〕と成績不振。
◇人気別成績
・1番人気 〔4.2.2.2〕
・2番人気 〔3.2.0.5〕
・3番人気 〔1.0.2.7〕
・4~5人気〔1.3.1.15〕
・6~9人気〔0.2.5.33〕
・10人気以下〔1.1.0.66〕
◇年齢別成績
・4歳 〔4.1.1.19〕
・5歳 〔4.4.4.24〕
・6歳 〔2.1.2.25〕
・7歳以上〔0.4.3.60〕
◇ステップ別成績
・チャンピオンズC〔3.3.2.9〕
・根岸ステークス 〔3.2.3.49〕
・東海ステークス 〔3.1.1.17〕
・東京大賞典 〔0.2.1.12〕
・川崎記念 〔0.2.1.13〕
今年のメンバーに前走チャンピオンズC組は不在。直近7年連続で馬券に絡んでいる根岸S組が、今年は優勢か。
同年の根岸Sの勝ち馬は「4~6歳・前々走1400m以上」の条件を満たせば〔3.1.1.0〕とパーフェクト。今年のレモンポップ(牡5 美浦:田中博厩舎)も当条件をクリア。本馬は1400mがベストではあるが、中1週で臨んだ武蔵野Sでもハナ差2着。今回は中2週とローテーションに余裕も生まれ、肝心のライバルも急遽引退となれば最有力の1頭だろう。
上記の人気別成績をみても、2~3着は意外と波乱が多い傾向。ここは過去10年で「5番人気以下で馬券に絡んだ12頭」に注目し、穴馬の傾向を探ってみる。
<過去10年の穴馬12頭の共通点>
・関西馬(栗東所属馬)【12頭中12頭】
・牡、センの5~8歳馬【12頭中11頭】
・前走から中2~10週 【12頭中11頭】
・重賞勝ちの実績あり 【12頭中11頭】
・東京ダートで勝ち鞍あり or 左回りで重賞勝ちあり【12頭中12頭】
今年は5項目全てを満たす人気薄のオーヴェルニュ(栗東:西村厩舎)を狙ってみたい。鞍上の福永祐一騎手はこれが国内で騎乗する最終週、最後に大駆けの可能性も十分ありそうだ。(優馬データ班)
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