リオンは無印、マカヒキ&サトノは押さえまで データ班決意の◎は…
いよいよ幕を開ける牡馬クラシック、第一弾は皐月賞。3強?4強? 超ハイレベルな牡馬路線、1冠目を手中に収めるのはどの馬か?
トライアル毎のポイントは?
2011年は東京開催となったが、過去10年のデータをまとめて考えたい。まずはステップ別の成績から。
前走別成績(過去10年)
スプリングS〔4.3.2.41〕
共同通信杯〔3.0.2.5〕
弥生賞〔2.4.3.37〕
若葉S〔1.3.2.16〕
京成杯〔0.0.1.3〕
スプリングS組
ここから馬券に絡んだ9頭は、すべて「スプリングS5番人気以内」だった馬。また、ここで4着以下から巻き返すというパターンは稀で、9頭中8頭が3着以内。同じく9頭中8頭はスプリングS以前に重賞連対かOP1着の実績があった。例外は去年のキタサンブラックだが、こちらは3戦3勝と勢いがあった。
マウントロブソンはデータ的には実績不足。それなら3着のロードクエストに食指が動く。
共同通信杯組
共同通信杯1着から臨んだ馬は〔2.0.1.2〕という成績。ただし、共同通信杯→皐月賞という臨戦過程で馬券になった馬はすべて「共同通信杯で2番人気以内」だった馬。6番人気とあくまで伏兵だったディーマジェスティはややトーンダウン。
弥生賞組
弥生賞1着馬が〔1.2.1.6〕。やや信頼度は低いが、本番でも馬券になった馬について見てみると、本番で1番人気かつ弥生賞で2番人気以内だった馬。マカヒキの評価は微妙なところ。
一方、2着馬が〔0.0.0.9〕、3着馬が〔0.1.1.8〕。弥生賞3着で本番でも好走した2頭はともに1800m以上の重賞で連対実績のあった馬。そうなると2着のリオンディーズ、3着のエアスピネルは買いづらいか。4着以下の馬が〔1.2.1.14〕と、巻き返すケースの方が期待できるが、今年の弥生賞組は上位3頭しか出走していない。
若葉S組
若葉S1着馬が〔1.1.1.5〕、2着馬が〔0.2.1.7〕と、OP特別のトライアルにしては悪くない成績。特に、若葉Sで1番人気だった馬の皐月賞成績は〔1.2.2.1〕というもので、アドマイヤダイオウは狙い目十分だろう。
京成杯組
そもそもの出走数自体が少ないが、唯一馬券に絡んだ2010年3着のエイシンフラッシュは「右回りのコーナー4つ」という条件で3戦3勝。京成杯1着から臨むプロフェットは同様の条件で3戦2勝2着1回。3着候補にはアリだ。
勝ち馬を探す
過去10年の勝ち馬の人気を並べると、6・7・7・3・1・4・4・1・2・3番人気。半数は4番人気以下の馬が勝っており、大穴の馬が勝つことは稀だとしても、伏兵が上位人気馬の脚をすくうシーンは今回も有り得る。
勝ち馬10頭のうち、前走から騎手が乗り替わっていたのは4頭。継続騎乗でなくとも気にする必要はないか。その他にポイントとなりそうなのは以下の4点。
- 前走4角10番手以内(10頭中9頭)→例外1頭も4角11番手
- 前走1着(10頭中8頭)
- 前走1番人気(10頭中7頭)
- 生涯連対率50%以上(10頭中9頭)、生涯複勝率66.7%以上(全馬)
→10頭中8頭が生涯複勝率80%以上、うち6頭が生涯複勝率100%
◎は若葉Sを1番人気で勝ったアドマイヤダイオウ。新馬戦ではリオンディーズに敗れているが、逆転は可能と見た。マカヒキやサトノダイヤモンドはデータ的には強く推せないが、前走1着には敬意を払うべき。あとはスプリングS3着のロードクエスト、若葉S2着のナムラシングン、京成杯1着のプロフェットを相手にマーク。
結論
◎アドマイヤダイオウ
△マカヒキ
△サトノダイヤモンド
△ロードクエスト
△ナムラシングン
△プロフェット
土屋(競友)
JBCスプリント(JpnI)
払戻金 10万3300円
的中買い目を見る
土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
的中買い目を見る
三代川(編集)
アルゼンチン共和国杯(GII)
払戻金 13万3200円
的中買い目を見る
土屋(競友)
BCクラシック(米国GI)
払戻金 11万2100円
的中買い目を見る
田崎TM
京王杯2歳S(GII)
払戻金 12万1590円
的中買い目を見る
三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
的中買い目を見る