【弥生賞ディープインパクト記念】前走大敗でも買い! データ班イチオシの逆転候補を見逃すな
~過去10年の弥生賞ディープインパクト記念の傾向分析~
今年の牡馬クラシック路線は、確たる主役不在の混戦模様。マイル重賞2勝のドルチェモア以外に重賞2勝以上あげている馬は1頭もおらず、中距離路線がいかに混沌としているかが分かるだろう。加えて、過去10年中7勝をあげているディープインパクト産駒も今年は不在。
◇キャリア別成績
・1戦以下〔0.1.0.7〕
・2戦 〔2.2.1.9〕
・3戦 〔4.4.4.20〕
・4戦 〔3.1.3.15〕
・5戦 〔1.0.2.13〕
・6戦以上〔0.2.0.18〕
キャリア2~4戦の馬が理想的。今回人気に推されるであろうトップナイフはキャリア7戦がカギになる。
◇前走クラス別成績
・G1 〔2.4.8.5〕
・G2 〔0.0.0.3〕
・G3 〔3.2.2.25〕
・オープン 〔2.1.0.8〕
・1勝クラス 〔3.2.0.24〕
・新馬、未勝利〔0.1.0.14〕
3年連続で連対中だった1勝クラスを勝って臨む馬が今年は不在。オープン組も2017年以降は馬券に絡んでおらず、今年のメンバー構成なら重賞組がデータ的には一歩リード。
◇レース間隔別成績
・中2週以内 〔0.1.0.23〕
・中3~5週 〔4.1.1.20〕
・中6~8週 〔2.0.3.20〕
・中9週以上 〔4.8.6.18〕
年明け緒戦となる馬が好成績を収めている。
上記データを踏まえて「キャリア2~4戦・前走重賞組・年明け緒戦」の条件を満たす馬は、過去10年で〔4.5.6.9〕。そして、これまで重賞勝ちの実績がある馬に限定すると〔3.4.4.4〕と好走率は更にアップ。今年このデータに唯一該当するのが、グリューネグリーン(美浦:相沢厩舎)。前走のホープフルSは先行できなかったこともあるが、秋からコンスタントに使ってきた影響も少なからずあった様子。中山でGII2勝を挙げた兄ヴェルデグリーンがいる血統背景からも本質的に中山コースはぴったり。休ませてリフレッシュを図り、積極策で運べれば、ここで巻き返す可能性は十分。(優馬データ班)
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