【青葉賞】大寒桜賞の勝ち馬「今年はいらない」の声に“裏付けアリ”の大反論

とっておき〇〇馬
青葉賞

青葉賞:とっておき穴馬

優馬の総監督 佐藤直TM

ヨリマル

「このレースにおけるステップレースとして、かなりの好走率を誇る大寒桜賞の勝ち馬だが、もちろんそんな単純な理由だけでの推奨ではない。その前走は、タフな不良馬場となった中で、前々で運んだ上で上がりも最速タイという着差以上の完勝だったものだが、道中で落鉄していたというのだから恐れ入る。当時の馬場で2200mをこなしたのであれば、2400mにも対応できるスタミナを有していると言えるだろう。問題は速い時計の出る馬場に替わる点だが、3走前中京での未勝利勝ちは同じ日の古馬のレースとの比較でもかなり優秀であり、時計勝負も望むところ。弥生賞こそ控える形で結果を出せなかったが、正攻法の競馬なら好勝負が期待できる」

ヨリマル

大寒桜賞が不良馬場だったせいか今回も戦前の評価が低いヨリマル

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。