【紫苑Ｓ】印に迷う“前走条件戦Ｖの７頭”のうち「買っとけばいい２頭」とは？

紫苑Ｓ：とっておき穴馬

切れ味鋭い穴予想　馬場ＴＭ

ミシシッピテソーロ

「前走は２着馬がアンラッキーだったのは確かだが、自身は正攻法の競馬の強い内容で勝利を収めており、評価を下げる必要は全くない。今回は“距離が持つのか？”が一つのカギになるが、兄姉をみていくと、父こそ違うがＪＲＡで勝ち上がった馬は４頭。半姉ミエノサクシードは２０００ｍのＧIIIで３着、他の３頭もＪＲＡで勝利を挙げたのは１８００～１９００ｍ戦。父ダノンバラード自身は２２００ｍの重賞を勝っており、産駒も決して２０００ｍ以上を大の不得意としている訳ではない。となると、ベストとは言えないがこなせないことはないと結論付けることは可能だ。また、相手関係を見ると元々グランベルナデットやモリアーナとは春までの時点で遜色ないレースをしており、２走前は展開利が完全に勝ち馬に向いたもので着差ほど悲観しなくて良い内容。前走を見ても感じ取れるように成長を加味すれば今度はソレイユヴィータとの逆転も可能と見て良い。初対戦の強敵もいるが、暑い時季に３勝を挙げている様に今はまだまだ得意な季節。スムーズに自分の形で運べれば一発の可能性を秘める一頭だ」

マイルへの短縮で２勝クラスを勝ち上がったミシシッピテソーロだが、距離は“持つ”はずだ

ＴＭ界のサラブレッド　小島ＴＭ

アップトゥミー

「デビュー当時から秋になれば楽しみと睨んでいたが、前走の１勝クラスでは増えた体にも成長を感じさせた上での強い内容の勝ちっぷり。ひと夏越して更に馬体は良くなり、再三の好時計をマークしているように調教でも抜群の動きを見せている。まさに陣営の思惑通りの成長曲線を描いており、最高の状態で秋緒戦を迎えることは何よりだろう。もちろん、重賞でも勝負になるハズだ」