【毎日王冠】ソングラインの連勝を止める！「１着固定で買える」“東のキレ者”とは！？

～過去10年の毎日王冠の傾向分析～

　１着馬に天皇賞（秋）の優先出走権が与えられるステップレースだが、東京芝1800ｍが舞台のためマイルＣＳを見据えた馬も多く出走してくる。下記の前走レース別成績を見てみると、安田記念・エプソムカップの２レースが主要路線となっている。

◇前走レース別成績
・安田記念　　〔３.３.２.15〕
・エプソムＣ　〔２.２.２.６〕
・関屋記念　　〔０.２.１.３〕
・新潟記念　　〔０.０.１.７〕

◇前走：安田記念組の着順別成績
・１着　　〔０.２.１.１〕
・２着　　〔１.１.０.２〕
・３着　　〔２.０.０.１〕
・４着　　〔０.０.１.０〕
・５着以下〔０.０.０.11〕
　過去10年、安田記念勝ちからの臨戦馬は８,２,３,２着と取りこぼしが多い。今年のソングライン（美浦：林厩舎）も同様に勝ち切るまでは至らないケースも考えておきたい。却って敗れていた馬の方が勝ち星を重ねており、こちらに注目してみたい。前走：安田記念２～４着かつ３～５歳に限れば〔３.１.１.１〕と好成績を残している。ここは前走：安田記念３着の５歳馬シュネルマイスター（美浦：手塚厩舎）の逆転に期待したい。一昨年に好時計勝ちをおさめており舞台適性も高く、こちらは単勝妙味も見込めそうだ。

東京巧者シュネルマイスターが1800ｍで逆転ムード！

　そして忘れてはいけないのが前走：エプソムＣ組。この組は前走一桁着順であれば〔２.２.２.３〕で複勝回収率251％を誇る。今年エプソムＣ勝ちから挑んでくるジャスティンカフェ（栗東：安田翔厩舎）は昨年レコードの２着に好走しており、要注意。

昨年の毎日王冠は負けて強しのジャスティンカフェ