ヌーヴォ＆ディアデラを差し置いて、優馬TMの◎が一番多かった馬とは…

現にヌーヴォを負かした馬も今一度

デスク「ただ、ちょっと意外だが、一番多くの◎を集めたのはレッドリヴェールなんだよな」

小桧山「意外でもなんでもないぞ。現に桜花賞ではヌーヴォに先着しているんだし、その後の不振は馬体が淋しくなってのもの。コース的にもピッタリだと思うし、鞍上も込みで狙ってみたいな」

守屋「前走は初距離で位置取りが悪くなりましたが、直線の目を惹く伸びには復調が感じられましたよね」

久光「何と言っても、プラス２４キロと馬体が戻ったのが好材料ですね。追い切り後の馬体重も４３６キロと維持していますし」

那谷「これまでは常に馬体重と相談しての調整だったけど、中間のカイバ食いも良くて、最終追いも前走時の５７秒８に対して５２秒６と、しっかりと負荷をかけられたんだ。ゴールドシップも担当する腕利き厩務員も“輸送さえクリアできれば”と、自信タップリだったからな」

持木「一週前にもビッシリ追われてますし、直前は朝一番の単走で、気分良く調整されました。精神的にもゆとりが出ているはずですよ」

大江原「このレースでは同じマイルの桜花賞で連対を果たした馬が強い、ということも忘れてはいけないぞ」

デスク「もう一頭、ヌーヴォに先着した実績のあるショウナンパンドラはどうなんだ？」

清野「先へ行きたい馬も揃っているので、その秋華賞の時のような淀みのないペースになると思いますね。ディープインパクト産駒なら東京マイルも合うそうですし、久々を叩いての上積みも大きいはずです」

広田「前走は、久々やメンバーよりも『馬場が応えた。レース後も少し疲れが残ったほどだから』って、高野師も言うてはったわ。それでも中５週のゆったりしたローテーションで、疲労は完全に回復したようやし、春の最大目標のここへキッチリ仕上げてきたんやないかな」

持木「ただ、秋華賞のような内をつく競馬が理想の馬ですから、この外枠は減点材料かもしれませんね」