【高松宮記念】ナムラクレア、マッドクールに黄信号? 優馬データ班が狙う「好勝負必至」の3頭とは

重賞データ攻略
高松宮記念

~高松宮記念・過去10年の傾向分析~

 春の頂上決戦に相応しく、多くの実績馬が参戦してきたが、過去10年、前年の高松宮記念の連対馬は〔0.2.0.9〕と苦戦傾向。また、今年の該当馬2頭はともに阪神Cからの臨戦となるが、これも〔0.1.1.7〕と一息。ナムラクレア、マッドクールに過信は禁物?

 そこで前年のスプリンターズSに注目すると、その連対馬は〔3.1.1.8〕となるが、これまでに中京コースで重賞連対か3勝以上を挙げていた5~6歳馬に限れば〔2.1.1.1〕複勝率80%。これに該当するトウシンマカオを馬券の軸に推奨したい。

トウシンマカオ(左)は待望の戴冠なるか

待望の初戴冠なるか トウシンマカオ(左)

 続いて相手探し。過去10年の前走レース別成績を見ると、勝利数トップはシルクロードS組〔5.2.0.25〕。特にそこで5着以内だった5歳の関西馬は〔3.0.0.1〕勝率75%となる。該当馬はエイシンフェンサー

◇主な前走レース別成績
・シルクロードS〔5.2.0.25〕
・香港スプリント〔2.0.1.5〕
・阪急杯〔1.2.3.34〕
・オーシャンS〔1.1.4.52〕
・阪神C〔0.1.1.7〕

 さらに勝利数2位の前走・香港スプリント組に注目。この組は〔2.0.1.5〕となるが、そこで勝ち馬から0.9秒差以内だった5~6歳の牡馬は〔2.0.1.0〕。前述のトウシンマカオサトノレーヴがこの条件をクリアする。

入念に調整されてきたサトノレーヴ(左)

入念に調整されてきたサトノレーヴ(左)

優馬 2歳馬チェック

優馬 2歳馬チェック

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