【高松宮記念】“微妙な人気”でも「買いタイミング」の1頭 明らかに一線を画す近2走

とっておき〇〇馬
高松宮記念

高松宮記念:とっておき穴馬

西の穴将軍 田崎TM

ビッグシーザー

「元々早い時期から高いスプリント性能を示していながら、重賞初制覇も4歳秋の前走と遅れてしまったのは、いわゆるワンペースだったため。決め手勝負でもう一段階のギアチェンジが要求される競馬では、どうしても分が悪くなってしまうところがあった。ただ、ここへきての2連勝は、ともに早い上がりに対応しての勝利であり、明らかにこれまでとは一線を画す内容だ。今回は4ヶ月ぶりとなるが、使うプランもあったシルクロードSはハンデを嫌って回避したものであり、ここ一本に目標を切り替えての調整にはむしろ好感が持てる。例年、馬場状態が読みづらいレースではあるが、極端な外差し馬場にならないことは確かであり、内目の枠も絶好と考えていいだろう」

ビッグシーザー

昨秋さらなる進化を遂げたビッグシーザーに訪れたGIタイトル獲得のチャンス

田崎泰

筆者:


1973年大阪生まれの千葉育ち 1997年入社。栗東時計班でCウッドコースを担当。予想で最も重視するのは条件に対する適性で、馬券の基本は単勝だが、WIN5もライフワーク。西船橋に住んでいた時代、初めて競馬場で見たのがツインターボが逃げ切ったオールカマー。