好メンバー集結の富士Sは、5つのポイントを押さえて必中態勢!
2年連続で3歳馬が勝っているように、マイル路線の新旧入れ替えの分水嶺的な位置付けとも言える富士S。とはいえ年長馬の勢いもまだまだ健在、今年も混戦は必至?
3歳馬のジャッジが最初の関門
ステップ別の成績をざっと見渡すと、目立つと言えば京成杯AHやポートアイランドSからの臨戦馬。とはいえ率としては威張れるほどではない。まずはこのレースで目立っている3歳馬について検討していきたい。
年齢別成績(過去5年)
3歳〔3.1.2.15〕
4歳〔1.3.1.5〕
5歳〔1.1.2.18〕
6歳以上〔0.0.0.28〕
4歳馬の方が率は良いが、ここ2年連続で勝ち馬を出しているのが3歳馬。そのポイントはGIで「そこそこ健闘」にあるとみた。
2011年 3着 マイネルラクリマ
→NHKマイルC 0.5秒差6着
2012年 1着 クラレント
→NHKマイルC 0.6秒差3着
2012年 2着 ファイナルフォーム
→GI出走なし、ラジオNIKKEI賞1着
2013年 3着 シャイニープリンス
→NHKマイルC 0.3秒差6着
2014年 1着 ステファノス
→皐月賞 0.4秒差5着
2015年 1着 ダノンプラチナ
→朝日杯FS 1着
GI馬だったダノンプラチナは別として、GIで「3~6着以内」「0.3~0.6秒差以内」というのがひとつの目安になりそう。となると、NHKマイルCで0.1秒差2着のロードクエストに期待が掛かる。
馬券のポイントは5つ
1番人気が過去10年で〔2.1.1.6〕、2~3番人気にしても〔2.2.1.15〕と、上位人気馬があまりアテにならないのがこのレース。そこで馬券のポイントを以下に挙げてみた。
過去5年の1~3着馬のポイント
- 3歳~5歳(15頭全馬)
- 前走敗戦なら0.9秒差以内(13頭中12頭)
- 重賞3着以内の実績(15頭中14頭)
- マイル戦で1着経験(15頭中11頭)、1800mで1着経験(15頭中10頭)
- 距離延長で馬券対象は1頭だけ
イスラボニータとガリバルディは上に挙げたポイントを全てクリア。イスラボニータの鞍上ルメールJは過去3年間の東京芝1600mで〔12.8.6.26〕、複勝率は50%という頼もしい数字。一方、その同期間でトップの成績を収めていたのはヤングマンパワーに騎乗する戸崎圭Jで〔19.16.12.91〕。
また、このレースはディープインパクト産駒が強く、過去5年で〔3.3.0.4〕、3年連続で勝ち馬を輩出している。前述のガリバルディもそうだが、昨年の覇者ダノンプラチナにも要注意。
結論
ロードクエスト
イスラボニータ
ガリバルディ
ヤングマンパワー
ダノンプラチナ
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