あけおめ重賞・中山金杯は、斤量の増えている馬が有利!
謹賀新年。昨年の勝ち馬ヤマカツエースは暮れの有馬で4着に好走。2年前の勝ち馬ラブリーデイはその年にGI2勝など大活躍。今年、ここから飛躍するのはどの馬か?
1年の計は金杯にあり
2017年の幕開けを告げる伝統の重賞、金杯。ハンデ戦でメンバー構成も見るからに難解だが、まずはここから良いスタートを。
前走クラス別成績(過去10年)
1000万〔1.0.0.0〕
1600万〔1.0.0.8〕
OP特別〔0.3.1.37〕
GIII〔4.4.7.55〕
GII〔3.1.1.13〕
GI〔1.2.1.15〕
前走距離別成績(過去10年)
距離延長〔5.8.3.56〕
同距離〔5.2.6.57〕
距離短縮〔0.0.1.15〕
臨戦過程自体はバラバラで、年末の中距離路線は金鯱賞を筆頭に数年毎に再編されており、イマイチ傾向らしい傾向も見当たらない。前走・重賞組が馬券対象の大半を占めてはいるが、今年のメンバーだと3頭しかおらず、別なアプローチも必要か。
前走がOP特別や条件戦だった馬は6頭が馬券に絡んでいるが、これらの馬は「前走2番人気以内」、「前走5着以内」のどちらかを満たしていた。今年のメンバーで両方を満たしたのはストロングタイタンとツクバアズマオー。片方だけならクラリティスカイ、シャイニープリンス、ドレッドノータスの3頭である。
ハンデの重さは信頼度に直結?
中山金杯はハンデ戦の割には上位人気馬の信頼度が比較的高い。過去10年、5番人気以内の馬が〔10.7.7.26〕という成績で、無闇な穴狙いは避けたいところ。
斤量別成績(過去10年)
52キロ以下〔0.0.0.16〕
53キロ〔1.0.0.16〕
54キロ〔0.1.2.21〕
55キロ〔1.2.4.19〕
56~56.5キロ〔2.3.2.32〕
57キロ〔3.2.0.12〕
57.5キロ〔2.1.2.9〕
58キロ〔1.1.0.3〕
斤量増〔8.5.5.14〕
斤量減〔2.2.3.59〕
増減なし〔0.3.2.55〕
ハンデも人気と同様に、重い方が好成績。ちなみに、前走から斤量増で5番人気以内に推されていれば〔8.4.5.6〕と、連対率50%超、複勝率70%超の信頼度になる。前走から斤量が増えたのはクラリティスカイとツクバアズマオーの2頭だけ。
◎には前項でも名前の挙がっていたツクバアズマオー。同舞台の前走を勝利、2走前のオールカマーではゴールドアクターと0.2秒差の3着なら主役だろう。

人気を集めそうなツクバアズマオーにデータ班は◎(撮影:日刊ゲンダイ)
○はクラリティスカイ。4年連続で馬券に絡んでいるトップハンデ馬で、中山に勝ち鞍こそないものの、元を正せばGI馬。近走に復調の兆しがあり、そろそろか。
▲には3連勝中のストロングタイタン。当レースで馬券に絡んだ明け4歳馬は5頭中4頭が56キロ以上で既に重賞実績のあった馬、というのは気になる点だが、今年のメンバーなら通用するだろう。2~3年前の勝ち馬を輩出している池江寿厩舎というプラス材料もある。以下、△にはシャイニープリンスとドレッドノータスを。
結論
◎ツクバアズマオー
○クラリティスカイ
▲ストロングタイタン
△シャイニープリンス
△ドレッドノータス
板子TM

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