前向きな走りで父アンライバルドに初勝利をプレゼント トウショウドラフタ
【優馬2歳馬チェック】
今年が初年度産駒のデビューとなるアンライバルド。その父に初勝利をプレゼントしたのが名門、トウショウ一族の血を引くトウショウドラフタだった。また、翌日の東京1800mを勝ち上がったメジャーエンブレムもキラリと光る強い勝ちっぷり。
センス◎ トウショウ一族の血を引く トウショウドラフタ
6/13(土) 東京5R 2歳新馬 芝1400m
トウショウドラフタ 牡 馬体重:452kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:吉田豊 厩舎:(美) 萱野
生産: トウショウ牧場
父アンライバルド
母ウィッチトウショウ(ジェイドロバリー)
抜群のスタートを決めて2番手を追走。4角辺りでは早くも先頭に立とうかという行きっぷりで、直線ではそのまま独走し2馬身半差V。やや頭の高い走りではあるが、手前の替え方もスムーズで走りはシッカリ。上がり③Fが11.4-11.1-12.1と、最後の①Fはややかかったが、流し気味だったことや雨上がりの馬場を考慮すれば、1分22秒7の勝ち時計も併せて評価できる。
関係者の声
松下助手 「少し頭の高い走法ですが、前向きな気性で実戦に行って良さそうです。」
馬体診断
非常にまとまりの良い馬体で、シッカリと仕上がる。後肢の軽やかでいて深い踏込みが目に付いた。1400mでのデビューではあったが、特に胴が詰まった体型でもなく、距離は延びても対応できそうだが、前向きな気性が少し気掛かりでもある。現状では朝日杯FS~NHKマイルC路線を目指すのがベターか。
血統診断
「トウショウ」一族ゆかりの血統で、曾祖母は桜花賞3着馬。祖母のサマンサトウショウはエプソムC優勝、マイルCS3着などがある名牝、その孫の世代には宝塚記念などGI3勝のスイープトウショウがいる。父は超良血の皐月賞馬で今年が産駒デビューの年。母方から受け継いだであろう気性の激しさが、旺盛な競走意欲にも繋がっており、血統構成からは芝の中距離路線向きか。
馬券の狙い目→芝1600~2000m、東京コースのマイル前後が現状ベスト
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