前向きな走りで父アンライバルドに初勝利をプレゼント　トウショウドラフタ

長目の距離で真価を発揮　メジャーエンブレム

6/14(日) 東京5R 2歳新馬 芝1800m
メジャーエンブレム　牝　馬体重：484kg
★★★★★　5点〔1600万クラス〕
騎手：ルメール　厩舎：(美) 田村
生産：ノーザンファーム
父ダイワメジャー
母キャッチータイトル（オペラハウス）

こちらも好スタートを決めて先行策。４～５F目が13秒台というスローな流れでも折り合いはピタリ。馬なりのまま先頭に立ち、追い出しを待つ余裕の競馬。自身の上がり３Fは33秒8、早目先頭から残り２Fを11.0-11.4でまとめられては後続には成す術がなかった。

上がり33秒8の末脚で後続を完封したメジャーエンブレム（撮影：日刊ゲンダイ）

関係者の声

田村師　「ゲート試験は１回で合格して、順調に調教を消化。パワフルな動きで素質はかなり」

馬体診断

芝2500ｍで1000万勝ちした全兄と同様に胴長の体型。まだ余裕残しの仕上げにも映ったが、力強さは十分。ストライドの大きな走りで見た目以上にスピードが出るタイプ。まだ成長の余地があり、2000ｍを超える距離での活躍も期待できそう。

血統診断

母は芝2000～2200ｍで５勝。同じく父ダイワメジャーの全兄２頭は３勝、２勝とコンスタントに走っている。近似の血統構成にはアルテミスＳ勝ちのマーブルカテドラルや、ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２着のヤマニンファラオなど。母父のオペラハウスから受け継いだスタミナが生きており、オークス向きとも言える。

馬券の狙い目→2000ｍ超もＯＫ。オークストライアルなどで狙って面白い