マーメイドSで一攫千金! データ班は斤量増の有力馬をバッサリ
牝馬限定のハンデ重賞。重賞ウイナーが実力を示すか、それとも上がり馬が逆転で波乱を生むか。荒波を真っ先に乗り越えてくる牝馬とは?データ班が徹底分析!
人気馬とトップハンデ馬は疑え!
1番人気馬が過去10年で〔2.1.1.6〕、トップハンデ馬も〔1.1.2.10〕と、それほど信頼度は高くない。勝ち馬の半数は6番人気以下から出ており、2着馬7頭、3着馬4頭も6番人気以下から。波乱度の高いレースだが、まずはハンデとステップについて分析していきたい。
斤量別成績(過去10年)
48キロ〔1.0.0.3〕
49キロ〔0.0.0.6〕
50キロ〔0.2.1.12〕
51キロ〔0.1.0.13〕
52キロ〔0.2.1.13〕
53キロ〔7.2.4.22〕
54キロ〔0.1.1.13〕
55キロ〔1.1.1.14〕
56キロ〔1.1.1.13〕
前走レース別成績(過去10年)
パールS〔3.1.2.15〕
ヴィクトリアマイル〔0.2.4.21〕
1000万〔2.2.0.10〕
1600万〔4.3.3.34〕
OP特別〔2.2.1.15〕
GIII〔1.1.0.18〕
GII〔1.0.2.7〕
GI〔0.2.4.24〕
49キロ以下で馬券に絡んだのは2008年1着のトーホウシャインだが、この年は重馬場。しかも前走の1000万で9着に敗れており、とにかくイレギュラーと言える。流石に50キロ以上のハンデがないと厳しいか。また、53キロを背負った馬が圧倒的に好成績ではあるものの、今年は該当馬がゼロ。55~56キロから勝ち馬が出ていることから、1着馬に関しては比較的ハンデを背負った馬から選びたい。
ただし、前走から斤量が増えていた馬は過去10年で〔1.3.4.23〕と勝ち切れてはおらず、注意が必要。トーセンビクトリーとマキシマムドパリはやや割引が必要か。
好走の条件は3つ
過去5年に絞って考えると、1~3着馬のポイントとしては以下の3つが挙げられる。
1~3着馬のポイント(過去5年)
- 阪神コースで1着(15頭中12頭)
- 1800m~2000mで1着(15頭中12頭)
- 芝の右回り、コーナー4つのコースで1着(15頭中11頭)
前走から斤量増の馬を除き、54キロ以上の馬でこれらのポイントをクリアしていたのはアースライズとクインズミラーグロの2頭。
相手選びは条件戦組を中心に
馬券に絡んだ馬の前走着順を見ると、前走が1000万なら1着が条件。これは冒頭で述べた2008年1着のトーホウシャイン以外は全てクリア。前走・1600万組なら5着以内、3着馬まで広げるなら前走1桁着順が条件。前走・OP特別組も前走1桁着順が条件となる。
ただ、前走・重賞組はその前走で5着以内だった馬が〔0.0.1.11〕と一息。前段で述べたクインズミラーグロは前走の福島牝馬Sで3着と好走しているだけに、データ的には割引き。◎は前走の1000万を勝ち上がってきたアースライズに譲りたい。
前述の1~3着馬のポイントと併せて考えると、プリメラアスール、ローズウィスパーの2頭が浮上。また、ともに阪神が未経験ではあるが、バンゴールとビッシュも候補に挙がる。ローズウィスパーとバンゴールの2頭は3年連続で勝ち馬を出しているパールS組。プリメラアスールは昨年9月に当舞台の準OP戦でマキシマムドパリに先着、ローズウィスパーも2走前に当舞台で勝っており、強調材料はそれぞれ持っている。
人気でトップハンデを背負うトーセンビクトリー、前走のOP特別で13着大敗のマキシマムドパリは思い切って消しとしたい。
結論
◎アースライズ
○クインズミラーグロ
△プリメラアスール
△ローズウィスパー
△バンゴール
△ビッシュ
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