「勝ってくれないと困る」混戦ムードのフィリーズRで強気な陣営とは…
今年のメンバーなら 伏兵たちも虎視眈々
須藤「頭数こそ揃っていますが、チューリップ賞の上位組と比べるとかなり見劣りするメンバー構成ですし、ここは1勝クラスの馬でも足りるんじゃないかと思うんです。そんな中から、レッドシャーロットを。調教の動きだけを見れば、脚力はオープン級の馬で、ここ2走は完全に流れに乗り損ねていますが、スタートを決めてスムーズに運べば通用して不思議はないですよ」
瀬古「僕も一発狙いでイサチルルンルンを。芝に戻した前走でそれまでにないキレ味を発揮しましたが、その2着馬は先週の阪神の1400m戦を1分21秒9の好時計で勝っているので、けっしてメンバーレベルの低い一戦ではなかったと言えます。有力どころに休み明けの馬も多いですし、順調度も大きなセールスポイントだと思いますね」
目黒「阪神JFでは失速したコーディエライトですが、新潟2歳S、ファンタジーSで連続2着の実績は、このメンバーでは最上位ですね。“放牧先でもしっかり調整できて、おそらく10キロくらいは体が増えているし、気性的にも成長を感じる。マイルまではこなせる馬だけど、1400mの方がレースがしやすいタイプ。すんなりと前で流れに乗れれば、チャンスはあると思う”と、佐々木晶師は抱負を語っていましたが、同型との兼ね合い次第になるとはいえ、桜花賞の本番より、トライアルのここが勝負という印象を受けましたね」
福田「人気は全然あらへんけど、アリアも陣営は色気を持ってたで。前走は“テンに急がせずに辛抱する競馬で結果を出せたのが大きい”とのことやし、中間の短期放牧で筋肉量も増して帰ってきた様子。血統や馬体からもスプリント色が濃いから、マイルの本番よりも1400mのここが適距離かつ勝負態勢やろ。前走のような立ち回りができれば、ここに入っても可能性はありまっせ」
細川「アルモニカも、前走は“テン乗りながら、ジョッキーが折り合いを付けて巧く乗ってくれた”ものでしたが、“重賞ではそう楽ではないが、同じ競馬ができればやれてもいい”と、陣営は望みアリの雰囲気でしたね」
須藤「あと、大穴として是非とも挙げておきたいのがメイショウコゴミです。血統的にもダート向きなのは確かですが、けっこう素軽い身のこなしをする馬なので、芝でもやれるんじゃないかと見ているんです。押さえておいて損はないですよ」
福田「陣営のコメントこそ“次につながる競馬を”ちゅう程度のリバティハイツやけど、相手なりに走る堅実さは侮れまへんで。実績の差ほど実力差のないメンバーやさかい、余計にこういうタイプが怖いんや」
那谷「そのリバティハイツを前走で負かしているデルニエオールは、兄のオルフェーヴルに見た目がソックリで、素質の高さも陣営に言わせると“よく似ている”とのこと。ただ、激しい気性も兄譲りなので、当日の落ち着きが大きなポイントとなるんだよな。新馬戦も含めて勝った時のレースぶりは鮮やかだけど、走破時計など数字面で特別目立ったものではないから、ここはあくまで押さえの評価でいいと思うよ」
デスク「みんなの話を聞いても、ピンと来る馬がいないんだけど、ここはチューリップ賞も弥生賞も“無敗馬”が勝ったという流れを重視して、アンコールプリュを買うとするか」
木谷「なんか頭文字“ア”の馬がどれも強そうに見えるんですよね…。特に気になったアンコールプリュはデスクに譲るとして、僕は大外枠から直線一気のアリアに賭けてみます」
デスク「言われてみれば頭文字“ア”の5頭は、どれが来てもおかしくないな。アリア以外は…」
前田(競友)
京阪杯(GIII)
払戻金 7万7700円
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前田(競友)
11/23(土)東京10R
払戻金 12万5320円
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馬場TM
11/23(土)東京6R
払戻金 15万4100円
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菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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三代川編集
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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