アストラエンブレム、圧巻の勝利に高評価 ダイワメジャー産駒は2歳戦線で絶好調

優馬2歳馬チェック

ウオッカの愛娘を撃破 ルグランフリソン

8/2(日) 新潟5R 2歳新馬 芝1600m外
ルグランフリソン 牡 馬体重:472kg
★★★★★ 5点〔1600万クラス〕
騎手:M.デムーロ 厩舎:(栗) 中竹
生産:アメリカ
父Smart Strike
母Leaning Tower(Theatrical)

スタートはそれほど速くはなかったが、ペースの落ちた所で一気にハナへ。直線に向いてもほぼ馬なりの手応えで、残り600m地点から1F12秒7→11秒3に加速。本格的に仕掛けられた残り400m地点からは1F10秒4に加速して一気に勝負を決めた。機動力・瞬発力ともに完成度が高い。目下の課題といえば口向きの悪さだろう。

馬体診断

トモの肉付きが良く、力強い歩様でパワーもありそう。平坦な新潟でのデビューだが、坂のあるコースでも能力は発揮できる。先に挙げた口向きもそうだが、首の使い方、そして体に芯が入ってくればもっと伸びしろはある。クセのない馬体で、距離は折り合いとの相談になるが、マイル前後がベスト。

血統診断

半兄はアメリカの芝マイルGIをレコード勝ちしている。父Smart Strikeの産駒にはカーリン(BCクラシック、ドバイWC)、イングリッシュチャンネル(BCターフ)、本邦に輸入されたブレイクランアウト(共同通信杯)、など芝・ダートを問わず活躍馬を輩出している。血統背景を鑑みて、この馬の武器である瞬発力を生かすにはマイル~1800m位が適距離だろう。

馬券の狙い目→まずは目先の新潟2歳S。東京の1600~1800mが能力をフルに発揮できそう。