父○○でボロ儲け! 残り3週となった「夏の2歳単勝」を攻略

馬声人語

「上乗せ馬券」を考える

 さて、ここまで2歳単勝の馬券的攻略ポイントを考えてみたが、「売り上げの5%」の上乗せというのは実際、馬券を買わせるだけの魅力があるのだろうか? 例えば、アラバスターが勝った札幌の新馬戦は単勝配当が260円→270円、同日の新潟でディーズプラネットが勝った新馬戦は1290円→1370円。単勝馬券ではよほど大口で買ったりしない限り、恩恵を実感しにくいと思う。それならばその5%を別なところに使って欲しいというのが本音。

 アイディアとしては、ネット投票がメインになってしまうが、キャンペーン期間中の馬券の購入額に応じてポイントを付与。そのポイントに応じてグッズと交換できたり、そのポイントで入場券や指定席が買えたり…。グッズにしても、競馬場限定のものを作れば競馬場に足を運んでくれる人も増える。配当が5%上がるよりも、より有意義ではないだろうか。

 外れた紙の馬券にしても、一定額を集めて機械に入れると上記のようなグッズが貰える抽選が出来る、といった仕組みがあれば外れ馬券のゴミは減るし、競馬場やウインズに脚を運ぶきっかけになって一石二鳥。外れ馬券=価値のないもの、ではなくて、そこに新たな価値を与えることで、馬券を買う楽しみにバリエーションが生まれる。結果として今までとは違った競馬の楽しみ方も生まれるのではないか。