今年も混戦必至の阪神カップ 浮かび上がったのはこの5頭
レイデオロの有馬記念を前に、サトノアレスなど3頭出しで重賞制覇を目論む藤沢和厩舎勢。ラストランに賭けるレッドファルクスや強力3歳勢&牝馬勢も虎視眈々、混戦必至の一戦をどうジャッジする?
上位人気の信頼度はイマイチ
定量戦のGIIとあって、強豪の参戦も数多いレース。ただし、スプリンターズSやマイルCSの後とあって調整が難しいのか、上位人気馬の信頼度は低め。
人気別成績(過去10年)
1番人気〔1.1.1.7〕
2番人気〔2.1.1.6〕
3番人気〔2.1.1.6〕
4番人気〔1.0.0.9〕
5番人気〔0.3.2.5〕
6~10番人気〔4.3.2.41〕
11番人気以下〔0.2.2.71〕
中穴クラスの伏兵達に気を付けなければいけないが、人気上位3頭が揃って連を外したのは過去10年で2回だけ。連軸は人気上位のいずれかから、という選択肢がベターかもしれない。
年齢別成績(過去10年)
3歳〔1.3.2.27〕
4歳〔2.2.3.24〕
5歳〔2.3.2.41〕
6歳〔4.2.1.31〕
7歳以上〔1.1.1.22〕
基本的に馬券は6歳以下から。7歳以上で馬券に絡んだのは同年の高松宮記念勝ち馬、同年の安田記念3着馬、そして同年に重賞勝ちの実績があった馬。高齢馬で拾うなら、前走のスプリンターズSで3着に好走したラインスピリットか。
また、牝馬は〔0.0.0.21〕と馬券対象ゼロ。1~4番人気に推されていた馬も5頭いたが、結果は振るわず。牡馬の一線級との対戦となるだけに、やや割り引いて考えたい。
マイルCS組が中心だが…
1400m戦とあってマイル戦、スプリント戦の両方からの参戦があるのは当然だが、日程的にも出走馬が最も多いのはマイルCSからの臨戦馬だ。
前走レース別成績(過去10年)
マイルCS〔4.5.5.35〕
スワンS〔2.0.1.8〕
京阪杯〔1.2.1.23〕
スプリンターズS〔1.1.0.10〕
OP特別〔2.0.1.45〕
GIII〔1.3.2.33〕
GII〔2.0.1.12〕
GI〔5.7.5.49〕
そのマイルCS組だが、関東馬が〔4.4.2.9〕と抜群の成績に対し、関西馬は〔0.1.3.26〕と低調。過去10年、マイルCSで3着以内に入った関西馬22頭のうち、次走が阪神Cだったのは4頭だけ。上位に入った関西馬は休養したり、香港マイルへ向かうので、手薄になりやすいのだろう。
そういった事情もあり、マイルCSの最先着馬は過去10年の阪神Cで〔0.0.2.8〕と一息。今年の最先着馬はジュールポレール(6着)だが、前述の通り割り引きが必要な牝馬でもある。また、マイルCSに出走した関東馬も今年は不在。あるとすればマイルCS大敗からの巻き返しか。
阪神芝1400mの傾向は?
コーナーが2つの1400m戦、しかも多頭数とあって、騎手の腕が問われる一戦とも言える。そこで当コースの騎手別成績を挙げてみた。
騎手別成績(阪神芝1400m・2014年以降)
川田〔19.18.12.53〕→サトノアレス
M.デムーロ〔18.10.9.39〕→ジュールポレール
福永〔15.11.15.53〕→ワントゥワン
ルメール〔14.5.5.25〕→ムーンクエイク
和田〔12.10.8.101〕→レーヌミノル
上記のうち牝馬を除くと、残るのはサトノアレスとムーンクエイクの2頭。また、藤沢和厩舎は同期間で〔5.1.0.7〕と高い勝率。藤沢和厩舎はこの2頭に加え、スターオブペルシャの3頭出しで臨む。次に種牡馬別成績も挙げてみたい。
種牡馬別成績(阪神芝1400m・2014年以降)
ダイワメジャー〔20.19.15.148〕
ディープインパクト〔17.20.17.112〕
ステイゴールド〔8.5.6.63〕
サクラバクシンオー〔8.2.4.22〕
キンシャサノキセキ〔7.6.7.55〕
ディープインパクト産駒を上回るのがダイワメジャー産駒。こちらも牝馬を除くとスターオブペルシャが浮上。僅差のディープインパクト産駒ならケイアイノーテックとサトノアレスの2頭だ。ケイアイノーテックはマイルCSで11着。前述のように、マイルCSからの巻き返しならこの馬だろう。
結論
サトノアレス
ムーンクエイク
スターオブペルシャ
ケイアイノーテック
ラインスピリット
菅TM
11/17(日)福島3R
払戻金 38万4900円
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小野智TM
11/17(日)東京2R
払戻金 28万7300円
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土屋(競友)
みやこS(GIII)
払戻金 37万2300円
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三代川(編集)
秋華賞(GI)
払戻金 47万8800円
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