有力2頭をバッサリ消し! データ班が今年ラストのGIで大勝負
2018年のラストを飾るGI・ホープフルS。最優秀2歳牡馬の称号争いも気になるところだが、来春のクラシックに向けても重要な一戦。ニシノデイジーの重賞3連勝か、それとも…?
勝ち馬は上位3番人気以内から
2014年から「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」が舞台を中山に移し「ホープフルステークス」として行われるようになったが、昨年からはGIへ昇格。ここでは中山移設後の4年間について振り返っていく。
人気別成績(過去4年)
1番人気〔2.1.0.1〕
2番人気〔1.0.2.1〕
3番人気〔1.0.0.3〕
4~6番人気〔0.1.0.11〕
7~9番人気〔0.2.2.8〕
10番人気以下〔0.0.0.24〕
勝ち馬4頭はすべて3番人気以内から。特に1~2番人気馬の好走率は高い。その一方で中穴クラスの好走例もあって、相手選びは慎重にいきたいところ。
所属別成績(過去4年)
関東馬〔2.3.1.23〕
関西馬〔2.1.3.23〕
東西で馬券に絡んだ頭数は一緒。ただし、乗り替りの発生していた関西馬は〔0.1.0.13〕と一息。今回はキングリスティア、ミッキーブラック、タニノドラマの3頭がこのパターンに当てはまるので割引きが必要。
GI昇格でステップも変化?
この4年間を振り返ると、最初の2年は新馬勝ち直後の馬が勝利。一昨年は未勝利勝ち直後の馬が2着に入ったが、昨年は前走で重賞連対の馬がワンツーを決めた。GI昇格で傾向に変化があるかどうかは、今後も注視しなければいけないだろう。
前走レース別成績(過去4年)
新馬〔2.0.2.3〕
未勝利〔0.1.1.13〕
500万〔1.1.1.12〕
OP特別〔0.0.0.6〕
重賞〔1.2.0.12〕
OP特別組の好走例がないのは気になるが(4着が最高)、基本的にどのステップからでも好走は可能。ただし、前走の着順は重要で、前走1着馬が〔3.4.4.24〕と馬券対象になった12頭中11頭までが該当。唯一の例外は昨年の勝ち馬だが、こちらは前走で重賞2着だった。
同じく前走の人気も重要で、前走1番人気が〔3.3.2.12〕で複勝率40%。例外の4頭中2頭は前走2番人気。また、前走の上がり3Fが2位以内というのもポイントで、こちらは馬券に絡んだ12頭中11頭が該当。これらに当てはまるのはヒルノダカール、サートゥルナーリア、アドマイヤジャスタ、ジャストアジゴロの4頭。
重賞3連勝がかかるニシノデイジーだが、東スポ杯2歳Sから臨んできた馬は〔0.0.0.5〕と案外。5頭中3頭は前走の東スポ杯2歳Sで2~3着と好走していたにもかかわらず、この成績というのは気掛かりな点。
中距離の2歳戦で強い騎手
近年はこのホープフルSを頂点として、芝中距離路線の2歳戦の整備が進んできた。ローテーションだけでなく、騎手の確保など様々な要素が絡んでくるが、ここでは騎手毎の成績を見ていきたい。
騎手別成績(2歳戦・芝2000m・過去5年間)
ルメール〔35.22.11.25〕→アドマイヤジャスタ
戸崎圭〔19.14.11.61〕→コスモカレンドゥラ
M.デムーロ〔15.14.6.27〕→サートゥルナーリア
川田〔14.12.13.24〕
福永〔13.8.8.35〕→ブレイキングドーン
トップのルメールJは勝率37.6%・連対率61.3%・複勝率73.1%と圧巻の数字。上の成績を更に、「500万クラス以上」に限定すると、次のようになる。
騎手別成績(2歳戦・500万以上・芝2000m・過去5年間)
ルメール〔7.0.2.6〕→アドマイヤジャスタ
川田〔4.3.3.5〕
武豊〔4.2.1.8〕
戸崎圭〔3.4.2.9〕→コスモカレンドゥラ
福永〔2.3.2.4〕→ブレイキングドーン
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M.デムーロ〔0.1.0.11〕→サートゥルナーリア
ルメールJは勝率が上がっているが、M.デムーロJは逆に後退。材料としては買いづらいと言える。◎はそのルメールJ騎乗のアドマイヤジャスタとしたい。
相手には前述のヒルノダカール、ジャストアジゴロの2頭に加えて、上記のデータで名前の挙がっているコスモカレンドゥラ、ブレイキングドーンを推したい。
結論
◎アドマイヤジャスタ
△ヒルノダカール
△ジャストアジゴロ
△コスモカレンドゥラ
△ブレイキングドーン
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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