小倉好相性の父&ジョッキー&厩舎が決め手 大賞典の◎は…

重賞データ攻略
小倉大賞典

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 昨年はブービー人気、15番人気馬が2着に激走。ハンデ戦らしい波乱を巻き起こしたが、今年は果たしてどうなるか。GIの裏開催だが、実力拮抗のメンバーによる熱い戦いが期待できそうだ。

波乱度はやはり高い

 馬連の平均配当は7420円と高め。昨年は1番人気が勝利したものの、2着に15番人気が入る波乱となっている。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔2.1.2.5〕
2番人気〔1.2.0.7〕
3番人気〔1.0.0.9〕
4~5番人気〔2.0.6.12〕
6~10番人気〔4.6.0.40〕
11番人気以下〔0.1.2.55〕

 上位人気勢が軒並み半信半疑レベル。とはいえ大振りは禁物。1番人気は単勝オッズが3.0倍未満であれば〔2.1.2.0〕なので、オッズ次第か。

所属別成績(過去10年)
関東馬〔1.2.2.21〕
関西馬〔9.8.8.107〕

 近年は関東馬の好走も珍しくなく、馬券に絡んだ5頭は全て2015年以降の4年間のもの。

脚質別成績(過去10年)
逃げ〔4.0.0.7〕
先行〔2.1.4.27〕
差し〔1.7.5.47〕
追込〔2.1.1.44〕
捲り〔1.1.0.3〕

 逃げ馬が4勝をマーク。出走馬で唯一の関東馬、そして一昨年の勝ち馬であるマルターズアポジーに今一度、期待してみる手もあるか。

狙いは小倉巧者?

 ハンデと成績の関係を探ってみたが、ややハンデの重い馬の方が好走率が高いといった程度。過去10年でトップハンデ馬は〔2.3.1.14〕。ハンデ重賞勝ち馬で57キロ以上だった馬が〔3.2.1.10〕と悪くない成績。エアアンセムスティッフェリオマルターズアポジーの3頭がこのパターン。

 その他の実績面で目立ったのはやはり小倉実績。過去10年のうち小倉開催の9回における連対馬18頭中11頭に小倉芝への出走歴があり、うち10頭に1着があった。例外の1頭にしても小倉芝で〔0.2.1.0〕という成績。小倉巧者は積極的に拾いたい。次に、小倉芝1800m~2000mのデータを調べてみた。

騎手別成績(小倉芝1800m~2000m、2014年以降)
浜中〔30.21.18.96〕→マウントゴールド
北村友〔27.23.23.137〕
川田〔26.23.16.49〕→タニノフランケル
松山〔20.23.23.169〕
藤岡佑〔15.12.10.92〕

厩舎別成績(小倉芝1800m~2000m、2014年以降)
池江寿〔23.20.13.62〕→マウントゴールド
角居〔12.11.7.40〕→タニノフランケルレトロロック
藤原英〔9.5.3.30〕
宮本〔8.9.12.55〕
谷〔8.5.7.34〕

種牡馬別成績(小倉芝1800m~2000m、2014年以降)
ディープインパクト〔50.54.35.275〕→スズカディープレトロロック
ハービンジャー〔25.28.15.171〕→ケイティクレバーナイトオブナイツ
ハーツクライ〔20.32.28.171〕→マイスタイル
ステイゴールド〔20.19.31.241〕→スティッフェリオマウントゴールド
キングカメハメハ〔18.13.15.146〕

 ◎は浜中騎手×池江寿厩舎×ステイゴールド産駒のマウントゴールド。小倉では1戦のみだが、昨夏の小倉記念でレコード決着の3着に好走。コース適性も十分だ。相手はエアアンセムスティッフェリオマルターズアポジー、川田騎手×角居厩舎のタニノフランケル。ディープインパクト産駒の2頭、スズカディープレトロロックは小倉でそれぞれ〔3.0.0.1〕、〔4.1.0.1〕と相性抜群。

結論

◎マウントゴールド
△エアアンセム
△スティッフェリオ
△マルターズアポジー
△タニノフランケル
△スズカディープ
△レトロロック

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