ダイヤモンドS、6年連続連対中の条件は至ってシンプル

重賞データ攻略
ダイヤモンドS

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 数少ない3000m超の長距離重賞、ダイヤモンドS。ここでの結果次第では春の天皇賞も視野に入ってくるが、ハンデ戦の妙もあって一筋縄ではいかなさそう。データ班のジャッジは如何に?

紐荒れに警戒

 今年のメンバーを見渡すと、常連と呼ぶべき存在が見当たらず、長距離路線も世代交代の時を迎えているような印象を受ける。それだけに、確たる軸馬が不在ということでもあるのだが…。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔6.1.0.3〕
2番人気〔2.2.2.4〕
3番人気〔0.0.1.9〕
4~5番人気〔1.4.0.15〕
6~10番人気〔0.2.7.41〕
11番人気〔1.1.0.49〕

 意外にも1番人気の成績が良い。単勝オッズが3.0倍を切っていれば〔4.0.0.0〕と勝率100%。ただし、紐荒れの傾向は強く、相手選びは慎重にいきたい。

所属別成績(過去10年)
関東馬〔6.6.3.58〕
関西馬〔4.4.7.63〕

年齢別成績(過去10年)
4歳〔4.3.4.12〕
5歳〔3.1.1.29〕
6歳〔2.1.3.25〕
7歳〔0.2.1.22〕
8歳〔1.2.1.18〕

 勝率・連対率・複勝率すべてで関東馬がリード。4歳馬は連対率30.4%、複勝率47.8%と高い好走率。ただ、高齢馬の好走も目立ち、近6年連続で7歳以上の高齢馬が馬券に絡んでいる。

トップハンデ馬が活躍中

 今年はトップハンデが56キロ。近年は58キロ台が続いていたが、この辺りにも長距離路線が世代交代の分岐点を迎えていると言えそう。

斤量別成績(過去10年)
50キロ以下〔0.0.1.15〕
51キロ〔0.1.1.7〕
52キロ〔0.2.1.6〕
53キロ〔2.1.0.19〕
54キロ〔1.0.4.27〕
55キロ〔2.1.2.14〕
56キロ〔1.3.1.21〕
57キロ以上〔4.2.0.12〕
トップハンデ〔3.3.0.8〕

 ハンデの重い馬、またはトップハンデ馬の好走が目立つ。特にトップハンデ馬は6年連続で連対中。軸にはある程度、実績のある=ハンデの重い馬を選びたい。

ダイヤモンドS連対馬のポイント(過去10年)

  • 重賞3着以内(20頭中14頭)
  • 東京芝で3着以内(20頭中15頭)
  • 芝2400m以上で1着(20頭中17頭)

前走レース別成績(過去10年)
AJCC〔3.0.0.13〕
万葉S〔2.3.1.33〕
日経新春杯〔0.1.4.7〕
1000万〔0.1.1.7〕
1600万〔1.1.3.17〕
OP特別〔3.4.1.44〕

 AJCC組で勝った3頭は全て当レース1番人気という馬。ただし、今年はAJCC組自体がゼロ。万葉S組は6頭が馬券に絡んでいるが、全馬が前走5着以内かつ前走上がり3F3位以内。複勝率41.7%を誇る日経新春杯組は馬券に絡んだ5頭中4頭に東京コースでの勝利経験があった。

 トップハンデのルミナスウォリアーは、芝2400以上では〔0.2.1.1〕だが、東京コースで〔1.4.1.1〕と安定感は抜群。万葉S組からはユーキャンスマイルグローブシアターユーキャンスマイルもまた芝2400m以上での勝ち鞍がないが、菊花賞3着の実績を考えれば目をつぶれる。

ルミナスウォリアー

東京得意のルミナスウォリアーは狙い目(撮影:日刊ゲンダイ)

 穴ならソールインパクトか。昨年の当レース3着馬で、この条件は問題ない。東京コースの芝2400m以上では〔1.1.4.1〕、唯一馬券を外した3走前の目黒記念にしても0.3秒差の5着。海外遠征帰りで人気落ちなら押さえておきたい。

結論

ルミナスウォリアー
ユーキャンスマイル
グローブシアター
ソールインパクト

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