過去6頭のうち4頭も連対 難しいマーチSは枠順で処理

重賞データ攻略
マーチS

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 フェブラリーSからわずか1ヵ月、舞台を中山に移して行われるハンデ重賞、マーチS。今年は準OPを勝ち上がったばかりという馬も多く、いかにも難しそうなメンバー構成だが…。

鍵は枠順と脚質にあり

 中山のダート1800mは直線が308mと短い一方で、ゴール前の急坂を2度越えていくため、想像以上にタフなコース。過去10年すべての年でフルゲートの16頭立てで行われていることもあるが、思わぬ波乱が多いのはそういった要素があるからだろう。

脚質別成績(阪神開催を除く過去9回)
逃げ〔1.1.0.8〕
先行〔5.3.3.22〕
差し〔2.4.6.40〕
追込〔1.0.0.45〕
捲り〔0.1.0.1〕

 逃げ馬や追い込み馬のような極端な脚質は割引き。特に上がり3F最速だった馬は〔1.0.2.7〕でしかない。ポジション的には4角3~4番手が絶好の位置取りで〔4.3.2.13〕となり、複勝率は40.9%にもなる。

枠番別成績(阪神開催を除く過去9回)
1枠〔0.0.3.15〕
2枠〔2.3.2.11〕
3枠〔0.1.1.15〕
4枠〔1.1.1.15〕
5枠〔0.0.0.18〕
6枠〔3.0.0.15〕
7枠〔0.1.1.16〕
8枠〔3.3.1.11〕

 まず目に付くのは2枠。連対率27.8%、複勝率38.9%と優秀な数字を収めている。揉まれやすい最内の1枠勢と比べてポジショニングの自由度があり、尚且つロスなく運びやすいのがポイント。前走で4角3番手以内だった馬が2枠に入ると〔2.2.0.2〕となり、ここではロードゴラッソが浮上。

 6枠は3勝を挙げているが、2013年以降は〔0.0.0.12〕。そうなるとやはり無視できないのが大外の8枠。こちらは連対率33.3%、複勝率38.9%、馬券に絡んだ7頭中5頭が差し脚質だった。今年は8枠16番のセンチュリオンがこれに当てはまる。昨年の当レースの勝ち馬で、中山のダート1800mでは通算〔8.2.2.3〕と、無類の強さを誇っており、連覇の可能性も十分。

センチュリオン

昨年の勝ち馬センチュリオン(左青帽)は今年も「買い」(撮影:日刊ゲンダイ)

狙い馬

ロードゴラッソ
センチュリオン

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