乗り替りでも… 柴田善ジョーストリクトリが狙えるワケ
年明けからの芝マイル重賞戦線は4歳馬が連勝中。強力な4歳世代が実力を示すのか、それともハンデ戦の妙はあるのか。春のマイル王決定戦へ向けて弾みをつけるのはどの馬か?
昇級初戦でも侮れないが…
GIIIのハンデ戦ということもあって、1600万クラスを勝ち上がってきたばかりの馬が勢いそのままに好走するケースも多い。今年も要注意と言えそうだが…!?
前走クラス別成績(過去10年)
1600万〔4.2.1.7〕
OP特別〔3.3.3.54〕
GIII〔3.2.1.48〕
GII〔0.2.4.18〕
GI〔0.1.0.3〕
前走・1600万組は半数が馬券に絡む活躍。ただし、ここで注意したいのが「前走の距離」。今回のメンバーで前走・1600万組はダイアトニックとフィアーノロマーノの2頭だが、この2頭はともに前走が1400m戦。前走・1600万組で馬券に絡んだのは全て前走1600m~1800mだった馬であり、前走1400mの馬は過去10年で出走数自体がゼロである。
レース全体で見ると、前走が1400m以下だった距離延長組が過去10年で〔3.2.0.23〕となっているが、馬券に絡んだ5頭中4頭は芝マイル重賞で2着以内の実績馬。例外の1頭も芝マイルのOP特別で2着2回。1600万勝ちの勢いは認めるが、今年は手を出しづらい。
狙いは東風S組
そうなると、前走・OP特別組か前走・重賞組が中心となりそう。両者に大きな差はないが、目立つのは今回と同じ中山1600mのOP特別・東風S組。こちらは過去10年で〔3.3.2.21〕という成績を収めており、前走4着以内なら〔3.3.1.11〕と、なかなかの好走率。
これに当てはまるのは東風S1着のジョーストリクトリ、同3着のダイワキャグニー。両馬はその前走から鞍上がそれぞれ柴田善J、石橋脩Jに乗り替りとなっているが、前走3着以内かつ4~5歳馬の乗り替りであれば、過去10年で〔5.4.1.7〕、連対率は50%を超える。近3年の勝ち馬(ヒーズインラブ、ロジチャリス、マジックタイム)がこの乗り替りパターンに該当している点も強調材料。再びの好走を期待してみたい。
狙い目
ジョーストリクトリ
ダイワキャグニー
久光TM
凱旋門賞(GI)
払戻金 19万1600円
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土屋(競友)
毎日王冠(GII)
払戻金 16万4600円
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持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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