フィエールマンらは「さらに減点」 4つの条件すべて満たした穴馬とは…

重賞データ攻略
天皇賞(春)

 今年は前年の菊花賞1~3着馬を含む強力な4歳勢が主力を形成。この中から一気に頂点を極める馬が現れるのか、それとも古馬勢が意地を見せるのか、大注目の一戦が開幕!

4歳馬の信頼度は?

 まず注目したいのが、今回人気を分け合う形になるであろう、前年の菊花賞1~3着馬。菊花賞はこの天皇賞と舞台設定が近いことからも、出走してくれば人気を集めるが、これらは過去10年で〔1.0.3.8〕と苦戦傾向。両レースでは道中のラップや上がりなど、その中身が異なるためか、それほど結果には結びつかない。前年の菊花賞1~3着であるフィエールマンエタリオウユーキャンスマイルも過信は禁物?

さらに気になるデータも

 上記の他にも人気の4歳馬には気になるデータを持った馬がいる。過去10年の種牡馬別成績を見ると、

ディープインパクト〔0.1.1.13〕
キングカメハメハ〔0.0.0.13〕

 以上のようになり、リーディングサイヤーの上位に位置する2頭の産駒が揃って不振なのだ。ディープインパクト産駒のフィエールマン、キングカメハメハ産駒のユーキャンスマイルはさらに減点が必要か。

波乱決着も?

 上位人気馬に不安なデータがあるのならば、波乱決着も視野に入れたい。過去10年、6番人気以下で穴をあけた9頭の特徴は以下の通り。

  • 過去に芝2400m以上、GII以上で3着以内(9頭中7頭)
  • 前走でGIかGIIに出走(9頭中7頭)
  • 前走から中5週以内(9頭中8頭)
  • サンデーサイレンス直仔の種牡馬の産駒(9頭中7頭)

 今回、人気薄が見込めそうで、上記条件をすべて満たすのが、カフジプリンスチェスナットコートロードヴァンドール。今年はこの3頭を絡めた馬券で高配当を狙ってみたい。

穴馬候補

カフジプリンス
チェスナットコート
ロードヴァンドール

ロードヴァンドール

前走はGIIの阪神大賞典で3着に粘ったロードヴァンドール(撮影:日刊ゲンダイ)

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