１着になる確率はなんと８０％！ マーメイドＳで絶対に買いたい１頭

　ハンデ重賞らしく、出走馬の臨戦過程は重賞から条件戦まで様々。実績馬がその力を示すのか、条件戦組が軽量を生かし奮戦するか、初夏を彩る熱き牝馬の戦いは必見！

重賞組か条件戦組か

　前走クラス別成績は以下の通り。（過去10年）

重賞〔２.３.６.49〕
オープン特別〔３.２.１.13〕
条件戦〔５.５.３.52〕

　ハンデを背負いがちな重賞からの臨戦馬は連対率8.3％と苦戦傾向。５番人気以内に推された馬であっても〔１.１.３.22〕と信頼度は低くなっている。福島牝馬Ｓからの臨戦となるフローレスマジック、ランドネはこの不利なデータを覆せるか。これに対して、条件戦からの臨戦馬は連対率15.4％と上々。オープン特別組がいない今年はこちらを中心に考えるべきだろう。

パールＳ組に注目

　条件戦組の前走レース別成績を見ていくと、一際目を引くのが〔４.１.２.17〕のパールＳ組。他のステップが１連対止まりということもあり、条件戦組を狙うならこの組だ。今年はスカーレットカラー、クィーンズベスト、サラスが該当。

パールＳ組の好走条件は？

　パールＳ組の好走のポイントは以下の通り。（過去10年）

• 前走４着以内〔４.１.１.10〕
• 関西馬〔４.１.２.12〕
• ＧI出走経験あり〔４.０.１.５〕

　これらの条件をすべて満たす馬は〔４.０.０.１〕となるが、該当は昨年の桜花賞に出走したスカーレットカラーだけ。「ＧIへの出走経験」≒「高い能力を持つ証」と考えれば、元々力のある馬が今回軽ハンデで出走してきたと考えることもできそうだ。

重賞での好走歴もあるスカーレットカラー(桃帽)（撮影：日刊ゲンダイ）

推奨馬

スカーレットカラー