単複回収率100%超のデータ該当 難しい函館2歳Sで買うべき2頭

重賞データ攻略
函館2歳S

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 函館開催の最終日にスピード自慢の若駒たちが集結。今年も新馬、未勝利勝ち直後の馬が大半の難解な一戦。世代最初の重賞ウイナーになるのはいったいどの馬か?

前走コースがポイントに

 過去10年のうち札幌開催を除いた9年間の前走コース別成績は以下の通り。

前走コース別成績(過去9年)
函館芝1200m〔8.8.5.50〕
函館芝1200m以外の芝〔1.1.4.29〕
ダート〔0.0.0.31〕

 連対した18頭中16頭は、今回と同じ舞台である函館芝1200mからの臨戦馬だった。デビューから間もない2歳馬だけに、同舞台を経験してきた点は大きなアドバンテージになりそうだ。今回、人気を集めそうなタイセイビジョンはこのデータからは推しにくい。

着差と4角位置がカギ

 続いて函館芝1200m組について、その前走のレースぶりに注目してみたい。この組はそこでの2着馬との着差、4角での位置取りがポイントになってくる。

函館芝1200m組の前走着差別成績(過去9年)
0.0~0.2秒〔2.3.3.36〕
0.3~0.5秒〔3.2.1.7〕
0.6秒~〔3.2.0.4〕

 後続を0.3秒以上離して勝ってきた組が〔6.4.1.11〕と好成績。連対率は45.5%で、単複回収率はともに100%超となる。今年はパフェムリマンバーが該当。

函館芝1200m組の前走4角位置別成績(過去9年)
4角3番手以内〔8.7.5.38〕
4角4番手以下〔0.1.0.12〕

 前走4角4番手以下だった馬は不振。4角で好位に付けていた馬が狙い目となる。前項で挙げたパフェムリマンバーはこの条件をクリア。4角で先団につけ、そこから後続を突き放す競馬は、高い能力を持っているからこそできる業。今年はこの2頭を推奨したい。

パフェムリ

デビュー戦では2着に3馬身の差をつけたパフェムリ(撮影:日刊ゲンダイ)

推奨馬

パフェムリ
マンバー

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