レイデオロはいらない! オールカマーで買うべき「巧者」3頭

重賞データ攻略
オールカマー

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 昨年は同世代の皐月賞馬VSダービー馬という豪華な一戦となったオールカマー。今年はそのダービー馬レイデオロと香港でGI勝ちを飾ったウインブライトが激突。軍配はどちらに?

宝塚記念組が優勢だが…

 秋のGI戦線へのステップレースという位置付けの当レース。それゆえ、臨戦過程を見ると同じ2200mの宝塚記念組を筆頭に、前走・GI組の好走例が圧倒的に多い。

前走レース別成績(新潟開催時を除く過去9年)
宝塚記念〔3.4.2.4〕
3勝クラス〔0.0.0.8〕
OP特別〔0.0.1.16〕
GIII〔1.2.3.40〕
GII〔1.0.3.20〕
GI〔7.7.2.10〕※海外含む

 GI組は全体で連対率50%超と優秀。ただ、乗り替わりが発生していた場合、〔1.2.0.6〕と成績はダウン。ルメールJ→福永Jへスイッチするレイデオロにとっては暗雲。GI組の中で、4~6歳、継続騎乗、GII勝ちかGI連対の実績馬なら〔4.5.2.2〕で連対率は69.2%、複勝率は驚異の84.6%。軸としてはウインブライトに分がありそうだ。

ウインブライト

中山巧者としておなじみのウインブライト(撮影:日刊ゲンダイ)

侮れないのは○○巧者

 前走・GI組の信頼度が高い一方、前走でGII~GIIIだった馬も、過去10年で見ると3分の1の10頭が馬券に絡んでいる。前走・GI組だけで決着したのは昨年のみで、何か1頭はひねった馬が馬券に絡むと考えても良いだろう。

オールカマーで好走した前走GII~GIII組(過去5年)
2014年 2番人気1着 マイネルラクリマ 前走・七夕賞 1番人気3着
2015年 7番人気3着 ミトラ 前走・中日新聞杯 3番人気5着
2017年 3番人気3着 タンタアレグリア 前走・AJCC 7番人気1着

 馬券に絡んだ10頭について見ていくと、8頭が前走5着以内と好走していた馬。また、7頭には中山芝で1着経験があり、うち5頭は今回と同じ中山芝2200mで連対実績があった。この組からは前走好走の中山巧者を狙いたい。

 七夕賞1着のミッキースワローは当舞台で〔2.1.0.0〕と抜群の相性。3歳秋のセントライト記念では皐月賞馬アルアインを完封、AJCCでも2着がある。同じく七夕賞2着のクレッシェンドラヴも当舞台〔2.0.1.1〕。この2頭を相手候補に馬券を組み立てたい。

結論

◎ウインブライト
△ミッキースワロー
△クレッシェンドラヴ

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