武豊スマートオーディンに白羽の矢 「4つの条件」見事にクリア
今年はフルゲートになり、見渡す限りの混戦模様。マイルチャンピオンシップの前哨戦だが、各陣営の思惑は様々。先週パーフェクト的中となったデータ班のイチオシは?
王道がやはり強し
マイルCSの前哨戦だが、1400m戦という条件から、スプリンターの参戦も珍しくない。また、春のGI戦線からの休養明けで臨む馬や、夏場も使われてきた馬、既に一叩きされてきた馬など、とにかく多彩なメンバー構成になりがち。
前走レース別成績(過去10年)
安田記念〔2.3.2.6〕
スプリンターズS〔2.1.2.21〕
OP特別〔2.3.1.41〕
GIII〔2.1.2.21〕
GII〔1.1.1.11〕
GI〔4.4.5.34〕
そんな中でも前走・安田記念組は連対率38.5%、複勝率53.8%と優秀な成績。2013年以降は、該当馬がいなかった2017年以外、毎年1頭は馬券に絡んでいる。今年はグァンチャーレとスマートオーディンの2頭が前走・安田記念組。この2頭の取捨について検討していきたい。
安田記念組のポイント(過去10年)
- 重賞勝ち馬(7頭中5頭)※例外2頭は重賞2着馬
- 京都芝外回りで1着(7頭中5頭)
- 芝1400mで1着(7頭中6頭)
- 同年に重賞3着以内(7頭中6頭)
GIに出走するくらいだから実績があって当然なのだが、このスワンSは京都芝外回り1600mで行われるレース。重賞での実績以外にも京都芝外回りや、芝1400m戦での実績も無視できない要素と言えるだろう。
グァンチャーレは昨年の当レース3着馬で、京都芝外回りコースではシンザン記念勝ちや、2走前のマイラーズC2着など実績は豊富。ただ、芝1400mで勝ち鞍がないことや、当レースでは7歳以上の高齢馬が過去10年で〔0.0.0.17〕と振るわない点は気がかり。
一方、スマートオーディンは初の1400m戦だった2月の阪急杯で復活の勝利。京都芝外回りも3歳時に京都新聞杯を勝利している。今回は7枠15番を引いたが、当レースでは過去10年、連対馬の半数が6~7枠の外目の馬達だった。狙うならコチラ。
注目馬
スマートオーディン
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