リアアメリアより「買い」 好走条件をクリアした意外な馬とは…
東京マイルの力比べ。ここで好走した馬達が後のGI戦線で活躍しているように、注目度の高い一戦だ。今年は少頭数のレースになったが、波乱の可能性も?
キャリア1戦は要注意?
今年のメンバーを見渡すと、札幌でOP勝ちを収めたオータムレッド(クローバー賞)、ルーチェデラヴィタ(コスモス賞)の2頭が実績的には上位だが、両馬の勝ったOP戦は地方馬の出走が多くレースレベルに疑問符がつく。昨年同様、初勝利直後の馬達による上位独占も十分にあり得る。
キャリア戦数別成績(過去7年)
1戦〔1.2.1.27〕
2戦〔5.3.4.35〕
3戦〔1.1.0.19〕
4戦以上〔0.1.2.14〕
キャリア1戦、つまり新馬勝ち直後の馬は連対率9.7%、複勝率12.9%。それに対して未勝利勝ち直後の馬は〔4.1.3.14〕で連対率22.7%、複勝率36.4%。新馬戦でアッサリと勝ち上がったリアアメリアのような馬よりも、経験を積んで勝ち上がってきた未勝利V組の方が狙い目だろう。
未勝利組の好走ポイント(過去7年)
- 前走1~2番人気〔3.1.3.8〕
- 前走上がり3F1位〔4.0.2.6〕
- キャリア2戦目で勝利〔4.1.3.9〕
→3戦目以降で勝利〔0.0.0.5〕
経験を積んでいる方が良い、とは書いたものの、勝ち上がりに時間を要するような馬は力が足りない証拠。具体的にはキャリア2戦目で初勝利、というのが取捨のライン。また、東京コースでの末脚比べということで、「前走の上がり3Fが1位」という条件も加えると〔4.2.0.4〕と好走率は更にアップ。
今回のメンバーで、「キャリア2戦&前走の未勝利戦を上がり3F1位で勝利」という条件に当てはまるのはオムニプレゼンス1頭だけ。降雨の影響で当日の馬場状態は気になるが、本馬は前走が重馬場での勝利と、その心配はなさそうだ。
特注馬
オムニプレゼンス
持木TM
スプリンターズS(GI)
払戻金 11万0430円
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土屋(競友)
シリウスS(GIII)
払戻金 47万3000円
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菅TM
キーンランドC(GIII)
払戻金 114万8250円
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