土曜の府中に「とてつもない」衝撃 1分44秒5、5馬身…
ディープの遺児からまたも大物出現 コントレイル
従来のコースレコードを1秒4、そしてJRAレコードをも1秒1更新する、1分44秒5のレコード決着。午前中の未勝利戦でも2000mのレコードが更新されたほどの高速馬場で、前半1000m通過も58秒8のハイラップだったことを考えれば、納得できる数字かもしれないが、それにしても並みの馬では叩き出せない、とてつもない時計だろう。
コントレイルは、中団で流れに乗り、途中から前が飛ばして縦長の展開になっても慌てず騒がずの追走。余裕の手応えで直線を向き、満を持して追い出されると、後続との差をぐんぐん開いての圧勝劇だった。スローの瞬発力勝負で示した前走での上がりの優秀さを、今日のハイラップでも如何なく発揮できたことで、先々への展望も広がる見事な勝ちっぷり。発走直前に負傷したとは思えないほどの、鞍上のパフォーマンスもまた圧巻であった。
![コントレイル](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2019/11/f08f797be528f8c93a26882ad7b230c6-640x473.jpg)
ムーア騎手を背にディープ産駒コントレイルが圧巻パフォ(撮影:日刊ゲンダイ)
2着アルジャンナは、勝ち馬を前に見る形で巧く運べていたが、直線を向いてからの反応の差は歴然としていた。ただ、5馬身ちぎられたとはいえ、この馬もレコードを更新する時計で駆けたものであり、能力自体は十分に示したと言える。
3着ラインベックは、今日の厳しい流れを前で運んで勝ちに行ったとはいえ、上位2頭とは瞬発力の差があったか。久々の分もあったろうが、過去2戦は時計のかかる馬場でのものであり、速い馬場への対応が今後の課題となるだろう。
4着オーロラフラッシュは、最後方追走から自分の競馬に徹して持ち味を生かした形。前とは離されたが、この馬なりには走っている。
5着リグージェは、内からロスのない運びではあったが、上位とは力の差を感じる内容だった。
馬場TM
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7/27(土)新潟1R
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土屋(競友)
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7/21(日)福島1R
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菅TM
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