無敗馬決戦「バケモノ」はどの馬だ! TMヒートアップの弥生賞座談会

今週、日曜に組まれた重賞は、皐月賞トライアルの弥生賞。本番と同距離ということで、古くから有力馬が集結する傾向にあるが、最近10年で、ここと本番を連勝した馬は、2010年のヴィクトワールピサのみである。その本番を見据えた馬たちの戦いに、優馬TM陣はいかなるジャッジを下すのか。

優馬TM座談会
弥生賞
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本番さながらの無敗馬対決 本紙武井はダノンプレミアムを◎に指名

デスク「今年もまた凄いメンバーが揃ったな。何せ、ダービーの想定オッズで上位人気の3頭が揃い踏んだとあっては、本番さながらの好レースが期待できそうだな」

武井「その無敗馬3頭が上位を占めそうな一戦だと思いますが、中でもダノンプレミアムが頭一つ抜けていますね。新馬→GIII→GIとステップアップするごとに、パフォーマンスのレベルを上げて、勝ち方が楽になっていますが、前走の朝日杯FSで2着に付けた3馬身半は、舞台が替わっているとはいえ、1993年のナリタブライアン以来の着差ですからね。底知れない能力の高さと同時にレースセンスの良さも兼ね備えているので、コース替わりや距離延長にも難なく対応できるはずです」

久光「無敗の3強は、それぞれが初めてとなる中山2000mへの対応が注目されますが、やはりこれまでの上手なレース運びを考えれば、ダノンプレミアムがリードしていると言えますね。頭数が落ち着いてスロー濃厚の状況でもあり、立ち回りの巧さが大きなアドバンテージとなるでしょう」

デスク「2歳時に連勝を重ねながら、3歳以降は鳴かず飛ばず、というケースも珍しくはないが」

小野智「デビューから一戦ごとに馬体を増やして成長を続けているこの馬に、そんな心配は無用ですよ」

大江原「スピード色が強いダノンプレミアムに敢えて不安点を挙げるとすれば、距離だと思うけど、いわゆる“テン良し、中良し、終い良し”と三拍子揃った馬だから、それも杞憂に終わりそうだな」

守屋「朝日杯FSでのダノンプレミアムは、いくらかハミを噛んで走っていましたし、それで楽勝できるのは能力の高さゆえとはいえ、やや寸の詰まった体型で2000mはギリギリの可能性があるかと個人的には思うんですが」

小島「その判断はけっして間違いではないとは思いますが、皐月賞本番はともかくとして、ここならまだスピードで押し切れるのではないでしょうか。とにかく、現時点での完成度の高さは群を抜いてますよ」

デスク「あとは陣営の自信度だな」

加茂「前走の完勝劇については“まさに王道の競馬でした”と、中内田師も余裕綽々やったし、トリッキーなコースについても“とにかくレースが上手です。距離についても厩舎とジョッキーが連携して馬を作れていますし、大丈夫だと思います”と、人馬ともに全幅の信頼を寄せてますから、無傷で本番のスタートラインに立てるんとちゃいますか」

ダノンプレミアム

中内田師が自信を持って送り出すダノンプレミアム(撮影:日刊ゲンダイ)

西田「同じ3戦3勝ながら人気で少し水を開けられそうなワグネリアンですが、これまでの相手のレベルで見劣っても、圧倒的だった野路菊賞や東スポ杯の内容は見劣りしないと思います。今回が試金石になるとはいえ、世代トップレベルの能力を持つことに疑いの余地はないですよ」

守屋ワグネリアンは新馬戦こそハナ差での勝利でしたが、いくら超スローペースだったとはいえ、改装後の中京で上がり32秒6はまさに出色です。その後の2戦を見ても、瞬時にトップギアに入れることができて、そこからの加速力も相当なもの。初の中山コースでも問題ないと思えますし、コーナー4つの競馬を経験していること、2000mの距離経験があることでダノンよりも上の評価としました」

広田「前走については、東京コースがベストの舞台だったとも言えそうですが、それにしても余力十分の差し切りで圧巻の内容でしたね。これまた中山コースへの対応が鍵とはなりますが、陣営は“全く心配はしていません”とキッパリ。ヨーイドンの瞬発力勝負になれば、ここでも突き抜けることが可能でしょう」

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