「今度こそ」か「また」か GI級の決め手持つグレーターロンドン

優馬TM座談会
中京記念
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待望の初重賞制覇を グレーターロンドン

デスク「一長一短のメンバーに加えてのハンデ戦ということで、上位は人気も割れそうだが、本紙中邑はいまだ重賞未勝利のグレーターロンドンに◎ときたか」

中邑グレーターロンドンは、昨年の安田記念でコンマ1秒差4着、そして好メンバーの毎日王冠でもメンバー最速タイの上がりをマークして3着と、GI級の決め手を持っていることに疑いの余地はありませんね。その後は常に人気を下回る着順とはいえ、馬場や展開などが噛み合わない競馬が続いているだけで、評価は下げられません。内が荒れてきて差しが決まりやすくなってきた今の中京のマイルなら、チャンス到来と見ました」

吉田「2走前のダービー卿CTではゴチャついて完全に脚を余してましたし、前走も直線を向いてからかなり追い出しを待たされるロスがあったんとちゃいますか。今回は有力どころに淀みないペースで引っ張ってくれそうな馬もおるし、普段通りの競馬に徹しても直線一気のシーンは十分に期待できるはずですわ」

市場「初めてとなる中京マイルも、自慢の末脚をフルに発揮できる舞台と言えますね。この中間は6月初めから乗り込みを開始して、最終追いの軽快な動きから、仕上りも良さそうです。久々の勝利を手にして、秋へつなげて欲しいですね」

デスク「ただ、今度こそ今度こそって、騙され続けている馬でもあるよな」

守屋「前走にしても自身初の1400m戦で、レコード決着にコンマ1秒差の4着なら、けっして悪い内容ではないですよ。臨戦過程には不安のないことを強調していた師も“中山と東京でしか走っていないので、関西圏への輸送でヘンなテンションにならなければいいが”と少し泣きが入ってましたが、これはいつもの“大竹節”ですし、全く問題はないでしょう。“今度こそ”だと思いますよ」

グレーターロンドン

念願の重賞タイトル獲得を目指すグレーターロンドン(撮影:日刊ゲンダイ)

細川「その京王杯スプリングCで、グレーターロンドンに遅れること僅かコンマ1秒だったリライアブルエースも、初の重賞挑戦だったことを考えてもかなり評価できる内容でした。脚部不安により3歳の春から4歳の秋まで長く休養していた馬ですが、復帰後に500万を勝ってからは短期間でオープン入りを果たしたように、陣営も“重賞級”との期待をかけていた馬です。54キロという恵まれたハンデも生かして、こちらにも重賞初制覇のチャンスは十分にありますよ」

須藤リライアブルエースは、重賞を勝ったアルバートドックの全弟という血統背景も魅力ですし、前走でメドを立てて引き続き戸崎圭騎手に依頼したのも、手応えを感じたからこそなのではないでしょうか」

小野智「その戸崎圭騎手ですが、“まだレースをわかっていないような面を残していますが、かなりいい馬です。少し流れてくれれば、馬券圏内も可能だと思いますよ”と、イイ表情で話してましたよ」

那谷「これまた1年以上もの長いブランクから立ち直ったロジクライだけど、久々の重賞出走となった前走のマイラーズCは、1000m通過57秒2のハイラップで逃げてレコード決着を演出した形。それでも、大きくバテずに1秒差の7着なら、悲観するどころかむしろ評価さえできる内容だと思うぞ。3歳時には後の桜花賞馬を退けてシンザン記念を勝ったように、ポテンシャルならこのメンバーでも最上位と見ていいし、これだけの猛暑が続く中、先週の坂路で自己ベストの49秒8をマークしたあたり、夏に強い馬なんだろうな」

デスク「あと、昨年の覇者ウインガニオンには意外にも◎が一人もいないんだが、トップハンデタイの斤量や状態面で何か嫌われてるのか?」

那谷「これまた坂路で好時計を連発しているし“昨年と同じくらいデキはいい。ハンデも0.5キロ増なら気にならない”と、西園師は話していたよ。それより、同型馬の存在の方が嫌われているかもしれないけど、揉まれなければ2番手でも問題ないタイプだからな。6~8月に10戦して7勝、一方それ以外では17戦して1勝だけという実績からも典型的な“夏馬”と言えるし、例年以上の猛暑が続いているのもこの馬にはプラスに働くはず。ロジクライとの“行った行った”が濃厚だと思うな」

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